ターニング・ポイント (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 : 塔山郁

• 宝島社 (2013年5月10日発売)

作品紹介・あらすじ

ほんの少し富を分け合うだけ…。人生に挫折し、パチンコにのめり込む資格試験浪人生の聡は、ギャンブル依存症のサラリーマン、借金の返済に追われる妖艶な人妻と、行きつけのパチンコ店で知り合いになる。懇意になった二人から、聡は独り暮らしの資産家老女を狙った現金強奪計画を持ちかけられる。大胆かつシンプルな計画に渋々のった聡だったが、予想もしない事態が待ち受けていた…。

感想・レビュー・書評

[kei_mさんの感想 · 2021年8月25日]

人生に挫折しパチンコ店に入り浸る主人公は、お金が必要なサラリーマン、借金返済に追われる人妻と知り会い、資産家宅からの現金強盗を持ちかけられる。

二転三転するストーリー、なかなか過激な展開とはいえ、本題はギャンブル依存症の話。
パチンコ依存症とはこうなんだと認識した。

[kentmk7さんの感想 · 2020年5月19日]

まあね

[Bookriumさんの感想 · 2015年12月7日]

途中まではそれなりに読めたけど、終盤になって徐々に明らかになってくる真相が酷い。
こんな作品にする必要がどこにあったのか。

[kooさんの感想 · 2014年2月1日]

パチンコやらないのに
主人公に感情移入。

犯罪をおかしてしまうきっかけも説得力あり。

それも仕組まれてたとは、女がひどすぎる。

著者プロフィール

1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい！』大賞・優秀賞を受賞、『毒殺魔の教室』にて2009年デビュー。

「2020年 『甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理』 で使われていた紹介文から引用しています。」