- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800210746
作品紹介・あらすじ
日本は今、史上空前の「神社ブーム」を迎えている。しかし「現代の日本の神道」について正確に語れる人は、日本の神主を含めた神道人しかいない。その約千人以上の神主の声を拾い集め、数千年の時を超えて今に生きる「日本人らしさ」の画期的な考え方が続々と集結。伊勢の神宮をはじめ、日本の神社には、東日本大震災の時に見せた日本人の「秩序正しさ」と「クール・ジャパン」の本質を理解できる「美徳」が存在する。混乱した時に、日本人はなぜ冷静さを取り戻せるのか、日本人のアイデンティティを保つ方法…。これまで誰にも語れなかった「神道ノウハウの集大成」も一挙公開。
感想・レビュー・書評
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神道のヨイショ本。
神道があって日本人の心がある、という論調でまとめられているが、本来話は逆のように思うし、形式化による束縛や暴走のニオイがぷんぷんとする。
アベ大先生様を筆頭に右寄り感が強まってくると、こういう本が続々と出てくるということなんだろう。
「まつり」には4種類ある(祭・祀・奉・政)など、本の主張から離れて神道の知識として読むと面白い部分もあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この著者と神道との繋がりはどんななんだろう?
全然専門家じゃなく、せいぜい「神道ファン」が外国人みたいな日本人に向けて書いたようなてい。
まぁ、純粋に神道面白いし、入り口には良いかもしれない。 -
なるほど、と思うところもあれば今流行りの日本ベタ褒めに乗っかったこじつけのようなところもある。さわりとしてこの本を手に取るには良いが、この本を丸々信じ込んでしまうことはよくない。
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思っていたのとはちょっと違った。
ニッポン万歳! そしてその日本の根底を成す神道万歳!
といった内容であった。 -
数千年の歴史を持ち、現代でも日本のあらゆる所に根づいていて、かえってその輪郭がはっきりしない「神道(しんとう)」。
本書は難しい神道の話ではなくて、身近な所や、意外に知られているない文化風習の中にしみついている神道の精神を極わかりやすく紹介している。
アニメから、スポーツ、科学まで・・・
著者の神道をこよなく愛する姿勢もうかがえる。
時に、こじつけに感じる所もあるけども、より神道を身近に感じるには良い本だと思う。
ほんと、『クール・ジャパン!』と思える!
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【内容(「BOOK」データベースより)】
日本は今、史上空前の「神社ブーム」を迎えている。しかし「現代の日本の神道」について正確に語れる人は、日本の神主を含めた神道人しかいない。その約千人以上の神主の声を拾い集め、数千年の時を超えて今に生きる「日本人らしさ」の画期的な考え方が続々と集結。伊勢の神宮をはじめ、日本の神社には、東日本大震災の時に見せた日本人の「秩序正しさ」と「クール・ジャパン」の本質を理解できる「美徳」が存在する。混乱した時に、日本人はなぜ冷静さを取り戻せるのか、日本人のアイデンティティを保つ方法…。これまで誰にも語れなかった「神道ノウハウの集大成」も一挙公開。
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【目次】
第1章 スポーツ・ビジネスを支える神社と神道
第2章 日本を守る最古で最強の思想
第3章 伊勢神宮とグローバルで大らかな神道精神
第4章 人と自然環境を守る要・神社と鎮守の森
第5章 神と祭とまつりごと
第6章 日本の神道の「間」がもたらす効用
第7章 科学に通じる神道の力
第8章 日本人よ、今こそ素晴らしき神道精神を取り戻そう
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神道というものに明確な定義は与えられないが、「神道は日本そのものである」と言うことは出来そうだというように受け取った。何とも奥が深いので、何度も読み返して実感として味わい伝えられるレベルにまで入り込んで行きたい。
神社ブームが本当だとしたら、戦後以来虐げられ薄まってきた神道の精神を、日本人のDNAが再び求め始めているのかもしれない、という楽観的な見方は捨てずに歩んでいきたいものだ。 -
面白くない。何が言いたいか骨子がない。概念をつらつら書いてるだけで章が章として機能しておらず、ブログを読んでる気持ちだった。ざっくり読んでおしまい。
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夏休みの読書の一環として小・中学生にぜひ読んでほしい内容。
深くなくても良い、“日本人としてのアイデンティティ”のさわりだけでも本書から感じてもらいたいと思う。