高校で習った微分積分の本当の使い道 (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800210920

作品紹介・あらすじ

大手予備校カリスマ数学講師が、微分積分の使い道を高校数学の範囲内でやさしく解説。予備校生に大好評だった「微分積分の入り口」からスタート。軽やかな語り口と多数の図版で受験問題を解きながら、微分積分の本当の意味がすんなり理解できる。サイン、コサイン、ログも使わず、微分積分の原理や意味を徹底的に追及した画期的な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • この本によれば、微積の本当の使い道とは、狙撃のため。
    あとは基本的な微積について分かりやすく書いてあるのみ。

  • 今更ながら微分積分がなんなのか理解できてきたこともあるが、そもそもなんに使えるの?(使えうるの)って視点がわりとクリアになる本。

    学校教育もこういう視点でやるべきでは?
    公式記憶型の点数稼働型教育は、のちに(必要になった時に)目的に転化できるかどうかが、完全に本人のセンス任せ。それは教育の範疇ではないとするなら、企業にそこを導く意図がない(全くない)以上、「考える力がない」と嘆くのはナンセンス。

  • タイトルからは実社会での微積の応用を期待してしまったが、結局は受験数学がターゲットの本だった。しかし、さすが駿台の先生の説明がわかり易くて、書かれている内容はスムーズに理解できた。30年前に本書に出会いたかったな。

  • 曲線の面積や体積を求めるのが本当の使い道だと言われても。もっと、実用的な使い道を知りたかったのに、ここには書いていなかった。微分も積分も日常では役に立たないのかも。

  • 説明が丁寧で分かりやすい。
    おかげで、忘れていた記憶が少しばかりよみがえってきました。

  • 登録番号10555 分類番号413.3 サ

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著者プロフィール

茨城キリスト教大学 准教授。代々木ゼミナール数学科講師(衛星放送授業,教員研修,代ゼミTVネットを担当),駿台予備学校数学科講師,複数の大学の非常勤講師を経て現職。
東京理科大学大学院理学研究科科学教育専攻博士後期課程単位取得満期退学。数学教育学会会員,日本数学教育学会会員,日本保育者養成教育学会会員。専門は数学教育学(教材開発論,統計教育)。
著書に『佐々木隆宏の数学Ⅰ「データの分析」が面白いほどわかる本』『流れるようにわかる統計学』(いずれもKADOKAWA)、『体系数学Ⅰ・A』『体系数学Ⅱ・B』(いずれも教学社)など多数。

「2021年 『データの分析と統計的な推測が1冊でしっかりわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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