- Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800220233
作品紹介・あらすじ
芸能人、暴力団、ベンチャー起業家。六本木人脈の秘密と豊富な資金源の正体!「関東連合」の内幕を明かし命を狙われる元幹部の手記!
感想・レビュー・書評
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栃木県で電車内でタバコを吸っていることを注意した高校生に暴力を振るい逮捕された男がいたが、関東連合の連中もその程度としか思えない。暴走族時代の関東連合に加わり、その後とは正業に就いた元メンバーも警察から関東連合の一員とみなされているのは気の毒ではあるが、人に暴力をふるう人間は、直接的でないかもしれないが何かしらの暴力をふるわれる。
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関東連合の人が匿名で書いた本。
まず文章が上手くて読みやすい。ライターが書いたのかも。
関東連合が成り立ちや、いかにして今のポジションを得たか、そして数々の事件の顛末が語られている。
ヤンキーなどの暴力的な人達は、おそらく人を傷つける事に罪悪感をほどんど、もしくは全く罪悪感を感じないのだと思う。そうでなければ拷問など出来ないだろう。
誰の地元にも手の付けられないチンピラ的な人がいたと思うが、僕の地元にいた人々は、人間の心を持っていないような残虐さだった。
やはり真面目に生きていくのが一番だな、と日々の生活に喜びを再確認できる一冊です。 -
個人的に興味あったから
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素直に面白いと思う
自分で書いているのであれば、優秀な人だと感じる
学歴とかと優秀さは本質的には無関係、と感じる
金づくりも上手い -
へーなるほどね、と楽しめました。
しかし、この人たちのコミュニティも利害が対立している人同士の言い分が異なっており、著者の記述が真実に近いかは未知数。 -
瓜田純士「遺書」よりも文章が洗練されている/ 遺書は読みやすいが文章の裏打ちみたいなものがあまり感じられない/ しかしこちらは文章というものがよく解っているような印象がある/ たくさん書いたかたくさん読んだか、ということ/ 一日で読んだが、暗い気持ちになる/ その点、遺書はどこかさわやかさを感じる/ 目指すものが違うのだからどちらが良いということもないけど/
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面白すぎだ。「関東連合」の暴露本たる本書。あまりの過激な内容に仰天。芸能界、ヒルズ族との関わり、海老蔵事件、朝青龍事件の真相。。いずれも興味深いが、これらは前菜にすぎず、メインは、「六本木襲撃事件」の真相と内部分裂部分。海外逃亡中のリーダー擁護派と真相暴露派のそれぞれの擁護者を巻き込んでの口封じと暴露合戦。そして、これから始まる公判!の帰趨に影響を与える目的で書かれた本書・・・・・。公判と関東連合の行く末に目が離せない。しかし、この組織?を動かしている倫理・特質(幼児性?)には全く共感できない。
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まず、読み物として凄く興味深い。
まるでフィクションのような話で引き込まれた。
ただ、フィクションであって欲しかった。現実としてならこれほど酷い話はないし、身近にこのような事件が起こってしまうことが凄くこわい。
背景は複雑なので、単純に解決できる問題ではないが、未然に止める方法はなかったのだろうかと考えさせる。
最近頻繁に起こる少年のリンチ事件を知る上でも、または犯罪に巻き込まれない為にも、一読の価値は十分にある。 -
朝青龍やら海老蔵やらの事件の裏側も暴露しているドキュメンタリ。
当事者の記述なので、第三者的な視点は薄いのですが、もと暴走族集団の内部の暴露は興味を持って読むことができました。
チーマーとか聴かなくなったけど、そんなことがあったのねぇ。