- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800220318
作品紹介・あらすじ
警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。三十二歳、独身、彼氏なし。捜査二課で贈収賄や詐欺、横領などの知能犯罪を追う彩香は、数字に手掛かりを求めて電卓ばかり叩いているため、周囲からは"電卓女"と呼ばれている。そんな彩香に、刑事部長から特命が下った。-「渋谷で銀行立てこもり事件が発生している。至急現場に向かい、指揮をとってくれ」。犯人から、現場の指揮および交渉役を郷間に任命するように名指しされたのだ。青天の霹靂に困惑しながらも、彩香は立てこもり現場である渋谷に急行する-。2014年第12回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。
感想・レビュー・書評
-
4.2
面白かった。
このミス大賞になった作品です。
設定がなかなか良かった、人物像の描き方もなかなか魅力的でした。
細かい事言ったら、少々気になる部分はあったものの、楽しめましたし、伏線の回収も良かったです。
後半はほんと面白かった、久々に先を知りたくてどんどん読み進めたくなる気持ちになりました。
続編があるようなので、そちらも読んでみたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あーGWがやっと終わり、嫁業もひと段落で読書再開(笑) 内容自体は、なんだろう大きな盛り上がりを感じることなく終息しちゃった感じ。面白かったけど、そこまで手に汗握るって感じではなく。 女性警官が主役だけど、誉田先生の同じような設定のに比べるとパンチが足りないかな。 ただ、登場人物には好感がもてた。なにげに後藤さんとか、発する言葉と裏腹にいい人だし。吉田さんと郷間さんのその後もちょいといい感じではないですか♡
-
立てこもり事件については特にスリリングな感じはなかったが、人物描写が上手いせいか楽しんで読めた。
-
面白いぞ。一気に読んでしまった。次巻を先に読んでしまったが本作は面白かった。
-
最初のうちは読みやすくてよかったんだけど、最後の方でちょっと伏線を詰め込みすぎな感が。改題前のタイトルの方が、内容をよく現わしてたと思う。もしかして、これ続くの?
-
2017.9 オチは思った通りだし、ありえない設定で話も軽かったけれど、それなりに楽しい小説でした。
-
警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。32歳、独身。亡き父も刑事であった。
渋谷で起こった銀行立てこもり事件、犯人から名指しで指揮官に指名された彩香。癒着、私欲、韓国併合、国璽(こくじ)さかのぼっては、白をイメージするゲンゲねぇね。バラバラだったピースが合い出した中盤と、真相解明のラストでまとまった。 -
2014.4