もののけ本所深川事件帖 オサキと骸骨幽霊 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 : 高橋由太

• 宝島社 (2014年3月6日発売)

作品紹介・あらすじ

災厄が起こるといわれる"オサキモチ"ゆえ、献残屋の娘・お琴に恋文を渡せない手代の周吉。しかし、その文が墓地まで飛ばされ、墓の下から現れた幽霊・朱里が自分宛てだと勘違い。あげく周吉は朱里と夫婦になってしまう!店に帰れなくなった周吉は、骸骨幽霊らを成仏させるため、秘策を練るが…。町では極悪非道の畜生働きが跋扈し、周吉の店にも危機が迫る!妖怪時代劇、第六弾。

感想・レビュー・書評

[ちこ(´・ω・)さんの感想 · 2023年1月20日]

飛んでいった。
想像していることが事実なのか、せめて確認をしてから話せば未来は変わっていただろう。
周りが見えていないからこそ、最期に出会ったというのに何一つ気付けなかったのだろ。

[hanamomo55さんの感想 · 2014年6月29日]

つまらない！
93/248pにて終了。
挫折しました。

[灯油さんの感想 · 2014年4月29日]

これまで正体が謎に包まれ、もしかして実はあやかしなのでは…と勝手に私が想像していた某登場人物。
本作では彼の過去がようやく明かされるとともに、その過去を軸にして物語が進んでいきます。
いつも通りの安定した面白さでした。

そしてやっぱり最後にツンデレっぷりを発揮するオサキかわいい。

[tuppenceさんの感想 · 2014年4月14日]

周吉さん、どうも災難に憑りつかれているような（^^;
骸骨たちの存在が、なんだか物悲しい。
あの人の過去に、そんなことがあったなんてね、、、

周吉とお琴ちゃん、結ばれる日が来るように願っている。

[masahi-6さんの感想 · 2014年4月10日]

安定のシリーズ。
本当は強いから、もうちょっと主人公が活躍しても良いのにな。

[サンサさんの感想 · 2014年4月9日]

多分、短編集

やっぱりオサキはいい孤(笑)

[tsucchyさんの感想 · 2014年4月6日]

前巻の終わりから、夫婦、恋人の男女の想いが話しの芯にある。
想いが幽霊となり、周吉とオサキが、その想いを露わにし、成仏させる。
その想いに触れた周吉とオサキ、お琴の関係はどうなっていくか？この先が楽しみ。
このシリーズの中で一番好きな巻になった。

[tapple-nさんの感想 · 2014年3月12日]

待ちに待ったシリーズ最新作！
相変わらずマイペースなオサキと、振り回されっぱなしの周吉に笑いを噛み殺しながら一気読みでした。
今回は蜘蛛之助さんのヒミツだったり、人の想いの強さだったりを垣間見ることができて面白かったなぁ。
そしてやっぱり貧乏くじな三毛太とツンデレオサキにニヤニヤしてしまったのでした。

著者プロフィール

高橋由太：第８回「このミステリーがすごい！」で最終選考まで残った作品を加筆修正したデビュー作「オサキ江戸へ」が10万部を記録。以来、時代物を中心に執筆活動を行っている。亜沙美：講談社「ITAN」を中心に活躍するイラストレーター・漫画家。

「2015年 『雷獣びりびり　⑥ 大江戸あやかし犯科帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」