神楽坂化粧暦 夕霞の女 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800229052

作品紹介・あらすじ

「金の切れ目が縁の切れ目」とばかり、武家の若妻・登世は理不尽にも離縁されてしまった。途方に暮れる登世は、神楽坂の岡場所の娼家・夕霞楼の下働きとして雇われる。境遇の変わりようを嘆く登世だったが、より哀しい立場の女郎衆を目の当たりにし、登世の感性が磨いた化粧の技で、彼女たちの力になりたいと思う。登世は傾きかけた娼家を再生するために、新たな一歩を踏み出すのだった。

感想・レビュー・書評

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  • 2014年8月刊。同社の文庫本アンソロジーである大江戸「町」物語2冊から2話を収録。残り2話は書き下ろし。半分既読というのが損した感じがする。書き下ろしアンソロジーは辞めちゃうのかな。凛とした登勢の話は面白く、まとまって読めるのはうれしい。次回が楽しみです。

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プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

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