神楽坂化粧暦 夕霞の女 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)
- 宝島社 (2014年8月6日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800229052
作品紹介・あらすじ
「金の切れ目が縁の切れ目」とばかり、武家の若妻・登世は理不尽にも離縁されてしまった。途方に暮れる登世は、神楽坂の岡場所の娼家・夕霞楼の下働きとして雇われる。境遇の変わりようを嘆く登世だったが、より哀しい立場の女郎衆を目の当たりにし、登世の感性が磨いた化粧の技で、彼女たちの力になりたいと思う。登世は傾きかけた娼家を再生するために、新たな一歩を踏み出すのだった。
感想・レビュー・書評
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武家の妻女から娼家の下働きなんて、やけっぱちになりそう。
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2014年8月刊。同社の文庫本アンソロジーである大江戸「町」物語2冊から2話を収録。残り2話は書き下ろし。半分既読というのが損した感じがする。書き下ろしアンソロジーは辞めちゃうのかな。凛とした登勢の話は面白く、まとまって読めるのはうれしい。次回が楽しみです。
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