母に縛られた娘たち

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 35
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800233240

作品紹介・あらすじ

「自分」を殺してきた全ての娘たちへ。なぜ、私は満たされないのか…原因は「母」との関係に!

感想・レビュー・書評

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  • P74
    離婚や死別で父親がいないと、娘を支配しようとする母親になることが多い
    芸能人、有名人の誰々の母は…と書いてあるが、なんとなく不快。それだけではないと思うけど。

    そのとおりだと思うこともたくさん書いてあるけど、日本古来の父親母親子ども、という画一的なモデル世帯を推奨して、シングル家庭は危険に陥りやすい、という警告が多い。
    シングルでもきちんと育てている家庭もあるし、両親揃っててもそうでない家庭もあるのでは?
    大まかに、子ども、特に娘ばかり注視していると支配しようとする母親になりがち、気をつけよう、というメッセージは同意できる。

  • 手に取って、数ページ読んだ時は「自分には当てはまらないかな」と思った本。でも読み進める手が止まらない。読み進めるほどに思わず「うっ」っとうなってしまう言葉が数々ある。「親に縛られた」では無く、「母に縛られた」という部分は大きい。母親だから難しい。娘だから難しい。女性同士だから難しいのだ。やはり「母親を変えることはほとんど不可能」という言葉が重く肩にのしかかる。でも希望はある。自分の生き方を変える道はある。必ずあるので、どんな状況の人にも諦めないで欲しい。きっと、もっと生きやすくなるはずだ。

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プロフィール

広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学ぶ。DEA(専門研究課程修了証書)取得。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析的視点から研究。著書多数。

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