大江戸「町」物語 光 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)

  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800233592

作品紹介・あらすじ

藩命で国元から初めて江戸に上がった若侍を待つ現実は…(上田秀人)。芝神明鏡内の簪売りが七年間一日も欠かさないお参りに込めた想い(倉阪鬼一郎)。蝉時雨の頃、若き介錯人・別所龍玄に義父が依頼した仕事とは(辻堂魁)。両国西広小路で大道芸を生業とする浪人に、「仇」と叫ぶ少年が突然斬りかかった(早見俊)。人気作家が書き下ろしで競演するシリーズ第4弾!

感想・レビュー・書評

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  • 武士は食わねど高楊枝って、やっぱり食べれないとねえ。

  • 雑誌みたいです

  • 私の想像と違いました。すいません。

  • 2014年10月刊。宿場の光(上田秀人)、廻り橋(倉阪鬼一郎)、悲悲…(辻堂魁)、仇でござる(早見俊)の4編の書下ろし。市井物の廻り橋が、つまみ簪の職人と取り巻く人々をうまく描いていて楽しめました。辻堂さんの話で、龍玄が同田貫を「ちゃ、と鳴らして翻した」というくだりがあり、映画やテレビで出てくる嘘の効果音を描いているのかと気になりました。なんだろう?

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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