読まされ図書室

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 573
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800233967

作品紹介・あらすじ

他愛、偏愛、挑戦に満ちた本-。読まされ続けた小林聡美による汗と涙の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 『読まされ図書室』ユニークなネーミングだなあと思っていたら、そういうことだったんですね。

    大好きな小林聡美さんの本。
    まず、この装丁だけで☆5つです。
    かわいい表紙、この素敵な色使い。
    開いたら、うわあ~懐かしの貸出カード♪

    そして軽妙で潔い、あいかわらずの聡美さん。
    さらっと書いてらっしゃるようで、その実かなり推敲されているんだろうなぁと。
    「本当にいいものは何でもないように普通の顔をしていて無駄がない」
    そうですね~

    井上陽水さんからの挑戦状。
    松本清張氏の時代小説を声に出して読んで立ち向かうなんて~。

    やんちゃなぺーちゃんの武勇伝も楽しく、読みたい本もできました。

    堪能させていただきました♪

  • 優しさにあふれた、なめらかな文章にうっとり。表紙、イラスト、帯、涙が出そうになるくらいに懐かしい貸出カード、使われている紙の質、すべて上品で可愛らしい。作り手のこだわりを感じる。これで元が取れるのか心配になる。


    企画もの。『○○』という本をAさん(各分野の有名人など)が、小林聡美さんにお薦めして、その本を小林さんが読み(読まされ?)感想を書く。そのエッセイを一冊の本にまとめたという作品。もちろんAさんの次はBさん、次はCさん…と14人からの推薦本が…。本も知らないし紹介してくれる人々さえ、名前も知らない人が半分ほど…。だらだらと冷や汗が出そうな企画です。


    「読まされ」とか言いながら、しっかりと読み込んでいるからすごい。音をあげたくなるような知らないタイトルの本ばかりが紹介されている。だけど小林さんの文章や表現がおかしくって、クスクスしながら読み終えてしまった。とても楽しいひとときとなりました。


    よしもとばななさんの対談が面白かった。けど小林さん…少し弱っているような気もした。気をつかいすぎて疲れてしまうタイプっぽく思えた。


    『十皿の料理』『茶色い朝』『うたかたの日々』は読みたいな。あと『股間若衆』も(笑)気になる。(←響きが「古今和歌集」みたいで…笑った。)

  • ううん!とことん図書室らしさにこだわった装丁に思わずうなってしまいました。
    背の下部には分類の背ラベル、見返しにはブックポケットの絵、そして懐かしい図書カードもついているのです。

    女優の小林聡美さんが、さまざまな業界で活躍されている14人から1冊ずつ紹介された本を読んだ感想が綴られています。
    同じ1人に薦める本でも14人いれば14通り、ジャンルも内容もちがうのがおもしろかったです。

    そしてその14冊を読んで、きっちり打ち返してくる小林さんのセンスにも脱帽です。
    薦められた本と真摯に向き合うところや、言葉や文章から、お人柄のよさが感じられました。
    「酒と旅の組み合わせは最強です」
    「のん気に死ぬには、強さと賢さがなくてはならない」
    この2文が特に好きでした。

  • まず表紙を開いたところが素晴らしい。
    昔の図書館・図書室にあった、図書カードとそのカードを入れる袋(の絵)。

    小林さんが、いろんな人から薦められた本を読んで感想を書く…というスタイルの本。
    確かに、こうして人に薦めてもらうと、自分では絶対手に取らない本も読めるので楽しいと思う。

    読んでも情景が浮かんでこないので、朗読することにした、と小林さんが書いてるのを読んで、「そうそうそう!」と思いました。
    私も、頭に全然入ってこない時、声に出して読んでます。

    あと、「ベッドの脇に本が積んであると彼氏ができない」には納得。
    私も、ベッドじゃなく布団ですが、本山積み。
    いっとき旦那に「片付けなさいよ」と言われ撤去したのですが、また自然に集まってきました。

    小林さん独特の言い回しみたいなのがちりばめられてて、おもしろい本でした。
    股間若衆、気になるなあ…笑

  • 小林聡美さんが、いろんな方から勧められた本を読んで書かれたエッセイ♪( ´▽`)
    表紙を開いたら、懐かしい〜‼
    『図書カード』(…だよね⁈)が〜

  • いろいろな人からのおすすめ本を読んでの感想をまとめたもの。
    その感想がとても軽やかで読んでいて楽しいです。

  • こういう中身の本はとても好きです。いろんな人でこういうのやってほしい………作家の方が読む側とかで。いくつか読みたくなった本もありましたー。

  • 推薦人の推薦文もおもしろい。
    もちろん小林さんのエッセーは文句なしに面白い。
    一気に読めてしまうし、取り上げられている本を読みたいと思う。

  • 人から勧められ、「読まされた」本の感想、というなかなか面白い趣向。
    『きのこ文学名作選』と『股間若衆』が気になる。
    装丁の貸出カードがすてき。

  • 「そんなひとり鎖国みたいな生活に、いい具合にぐりぐりと食い込んできたのが、読まされ本の数々であった。それは、ひとり鎖国という贅沢をさせてやる代わりに、これだけは読んどけよ、という、シャバからの差し入れのようでもあった。」ー著者あとがき

    よしもとばなな、井上陽水、皆川明に飯島奈美。各分野の錚々たるメンバーからの読まされ本。

    そこに、さかざきちはるの挿絵。

    豪華すぎる。
    うらやましい。
    この本を作るとき、
    聡美さんも、編集者さんも、
    きっと楽しかったろうなと想像できる。


    一番気になるのは、
    やはり『股間男衆』だな。

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著者プロフィール

1965年東京都生まれ。女優。82年、映画『転校生』で初主演。その後、ドラマ『やっぱり猫が好き』などで活躍。主な出演作にドラマ『スイカ』『山のトムさん』、映画『かもめ食堂』『めがね』『プール』『マザー・ウォーター』『東京オアシス』などがある。

「2017年 『ていだん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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