珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 1636
レビュー : 177
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800235527

作品紹介・あらすじ

五年前に失意の美星を救ったのは、いまは亡き大叔母が仕掛けた小さな"謎"だった-。京都にひっそりとたたずむ珈琲店"タレーラン"の庭に植えられたレモンの樹の秘密を描いた「純喫茶タレーランの庭で」をはじめ、五つの事件と書き下ろしショート・ショートを特別収録したミステリー短編集。

感想・レビュー・書評

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  • いままでの感じが好きだったので、期待よりちょっと物足りなかった。それでも、美空さんに頼らないミステリーと小さなどんでん返しはよかったかな。全体としてストーリーが繋がっている長編が読みたいです。

  • 全部で5つのミステリーと、本書のために特別に書き下ろした小話が楽しめる一冊。すべてに共通するギミックは…、これは言っちゃっていいのかな。いや、たぶん言っちゃうとこれから読む人の面白さが半減してしまいそうなのでこれ以上は自重。

  • 2018年19冊目。
    今回は今まで出てきた登場人物が色々出てきたりして、スピンオフ的な短編集。サクッと読めるけどこれまでのを読んでない人は順番に読むことをお勧めします。
    いちばん好きなのは「パリェッタの恋」。すっかり騙された。しかも気持ちよく。こういうのあんまりないので好きだなぁ・・。
    ぶっちゃけ殺人事件がおきないミステリーはあまり好きではないのだけど、美星とアオヤマの今後も気になるので、間違いなく次作も読んでしまうだろう。

  • いや〜色々ダマされました!
    面白かった!

    でももう少しアオヤマさんと美星バリスタの絡みが見たかったな〜。

  • 短編集。
    「純喫茶タレーランの庭で」が印象に残った。
    いわれない理由でストーカーに付きまとわれたあげく、すっかり精神的に疲れはててしまった美星。
    そんな彼女に、大叔母である藻川さんの奥さんはあるいたずらを仕掛ける。
    結果だけをみれば、それは別段スカッとするような出来事ではなく、むしろあっけに取られるくらい単純ないたずらだ。
    でも、単純ないたずらの裏には美星への優しい思いやりがたくさん隠されている。
    手間も時間もかけ、ひとつひとつに込められた思い。
    ただ、美星が少しでも気を紛らわせてくれたら・・・少しでも気分を変えてくれたら・・・そんな純粋な思いが詰まっている。

    あたたかさと優しさが詰まっている。
    そこが「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズのいいところだ。
    アオヤマと知り合って、少しずつ変わり始めている美星の姿は、人はいつでも再び歩きだせることを教えてくれる。
    人に傷つけられ、人と関わることが怖くなってしまう。
    すっかり人が苦手になってしまう。
    そんなこともあるだろう。
    けれど、再び前に向かって歩きだす、その後押しをしてくれるのも見守ってくれるのも、やはり人なのだと。
    優しさが詰まった物語は、いつも優しい気持ちにさせてくれる。

  • 珈琲店タレーランの事件簿4

    久しぶりにタレーランでおいしい珈琲を....と思いましたら
    あら。タレーランから外に出ちゃった。。

    タレーランのお店を拠点にしたこれまでのお話とはちょっと違って
    これはスピンオフ的?サブタイトルにもあるように、ちょっと一息息抜きの
    ブレイクタイムなお話でした。

    「純喫茶タレーランでの庭」の檸檬のお話がよかったです。

  • 喫茶店タレーランのバリスタ・切間美星が、様々な謎を解明するシリーズ。
    今回は短編集。
    各編の主人公たちが抱える謎を、美星バリスタが解いていく。

    「パリェッタの恋」は、登場人物たちの設定を思い込みで読み進めてしまい、最後にその思い込みがひっくり返される展開に、「やられた!」という感じ。
    内容的にも一番読み応えがあった。

  • 短編集。美星さんが謎解きをしたりアオヤマ氏が謎解きしたりするが、タレーランが舞台ではなく、語り手もタレーランには関係ない人も。ただ、以前出てきた登場人物や亡くなった奥さんとのエピソードもあり。

  • めずらしく?アオヤマ氏がかっこいい話有りw
    ミスリードを誘う言葉を含む短編集。なんかおかしいかな、と思ったことがあれば、それが謎に結びついているかもしれない

  • タレーランの第四弾。
    ソロソロ、ネタ切れなのか、これは短編集になっている。
    別に短編集だから悪いということは無く、かえって読みやすい。
    相変わらず、どんでん返しというか、先入観による「えっ?」と言う感じで騙されるところは上手い。

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著者プロフィール

岡崎 琢磨(おかざき たくま)
1986年生まれ、福岡県出身。京都大学法学部卒業。元々ミュージシャン志望であったが作家を志すようになり、大学卒業後に福岡県に戻って執筆を続け、第10回『このミステリーがすごい!』大賞の最終選考に『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』が残った。手直しして刊行されたところ、大ベストセラーとなり第1回京都本大賞を受賞。のちに「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズ化された。
ほかにもミステリ作を多数刊行しており、新刊に『夏を取り戻す』『九十九書店の地下には秘密のバーがある』。

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