奪取 ~「振り込め詐欺」10年史 (宝島SUGOI文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800239143

作品紹介・あらすじ

ついに年間被害総額500億円を突破した特殊詐欺犯罪。その実行者たちの正体は「格差社会が生んだ反逆児たち」だった。徹底的な摘発対策と、分業化、洗脳に近い実行要員への教育、そして上層部だけは何があっても生き残る「トカゲの尻尾切り」理論。もはやその組織論は一般企業がぬるいと思えるほどに卓抜したものだ。特殊詐欺犯罪黎明の2003年より、10年の興亡を追った衝撃のノンフィクション。

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著者プロフィール

1973年千葉県生まれ。文筆業。子どもや女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし、代表作として『最貧困女子』(幻冬社新書)などのあるルポライターだったが、2015年、41歳のときに脳梗塞を発症し高次脳機能障害が残る。当事者としての自身を取材した闘病記『脳が壊れた』『脳は回復する』(ともに新潮新書)が話題に。他にも、夫婦での障害受容を描いた『されど愛しきお妻様』(講談社)『発達系女子とモラハラ男』(漫画いのうえさきこ。晶文社)、当事者視点からの実践的な援助ガイドを試みた『「脳コワさん」支援ガイド』(日本医学ジャーナリスト協会賞受賞。医学書院)、当事者と臨床心理士との対話を記録した『不自由な脳』(山口加代子氏との共著。金剛出版)などの著書がある。

「2021年 『壊れた脳と生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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