リケジョ中辻涼の幽霊物件調査ファイル (宝島社文庫)

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  • 宝島社
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本棚登録 : 31
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800244086

感想・レビュー・書評

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  • 心理現象と言われるものは、すべて化学で証明できる、と
    信じている主人公の就職先は、不動産会社。

    シミも音も、すべて解明できるのはすごいな、と。
    それによって、今回の物件の虫やら濃度値やらも
    たちまち解決するのだろう、と思ったら違いました。
    そこの管理人たる男性と、何度も会ったり
    住人と会話して、奇妙な状態になってみたり。
    化学ですべてを解決する話ではない? と思い始めた矢先
    そうっと混ぜ込まれた部分が大きくなった感じです。

    身代わり? 成り代わり? と思っていましたが
    そんな現実はなく、進んで終了。
    女の方がしたたかですね、という感じではありましたが
    思い出ができたというべきか、思い出にすべきか。
    小さな謎が残った感じですが、それはそれで
    不思議な状況で終了、です。
    最後も…白骨死体、なので違うと分かっているのに
    そちらを考えてしまいました。
    着ているもののせいなのは、重々承知してますが。

  • 動産会社の「幽霊物件調査部」で働く中辻涼は京都のいわくつき物件「ハイツ槇野」の調査に赴き、調査をするうちに大家の槇野と親しくなる。ホラーですねぇ。でもホラー部分より人間の怖さが・・・。主人公に山脇さんがいてくれてよかった。

  • 不動産管理会社に勤める涼は、幽霊が出ると噂になってしまった物件の原因を探る調査員。
    リケジョらしく、科学的な根拠を見つけて解決してきた。
    ところが、ある物件の大家・槙野と付き合うようになった頃から、自分もその物件にいると怪現象を感じたりするように。
    実は槙野には、お互いに好きだったのに別れざるを得なかった、裕福な家のお嬢様・節子がいた。涼は、槙野が実は節子を殺して、このアパートに隠したのでは?と疑いだし。。。
    真相は、二転、三転するしミステリーとしてはまあまぁなんだけど、ホラーが私には合わなくて。。。
    続けようと思えば続けられる終わり方だったけど、次は読むか怪しいなぁ。

  • 流行りの日常系ミステリかと思ったら、普通のホラーだった。ミステリ要素もなくはないけどほんの少し。リケジョである必要性はあまりなく(要するにただオカルトを信じたくないだけ)、主人公涼の性格もブレブレな感じ。
    文章もなんだかぶつ切りで、この作家さんの本は多分もう読まない。

  • なんだか表紙の印象とは大分違った内容だった。勝手に連作短編だと思ったけどそうじゃなく一編。ジャンル的には幽霊物件、理系女子、悲恋、とダウナーな方向に振り切ったバランス。読み終わってみて構成は上手いと思うし、瑕疵物件の調査方法なども知れたし、結果的に十分楽しめた。
    けど話が面白くない。唐突に主人公が盲目的に色恋に走って当事者になってしまうのが他のキャラものミステリとは違って面食らう。無駄にエロい、本当に無駄だった。そういうんじゃないんだよなあ…。シリーズ化したら次に期待(ないかな)。

  • 謳い文句はリケジョが幽霊物件を調査なので、理系的にオカルトを切っていくような内容かと思ったら、最初の数ページ以降は理系要素が見当たらない。
    そしてグダグダの恋愛話になってしまうので、がっかり。

  • うーん、オカルトを否定したいのか肯定したいのかよくわからない。あと主人公があんまりリケジョっぽくないのもマイナス点かなぁ。
    お話の方向性がもう一つつかめなくて、ちょっと読みづらい作品でした。

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