- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800248770
作品紹介・あらすじ
「こっちにヒガワリ定食!」「この席にも同じもの二つ!」春が訪れた古都で、威勢のいい声が上がる。昼のランチ営業をはじめた居酒屋「のぶ」は連日大賑わい。その最中で見習い料理人のハンスが気になったのは、連合王国から来た商人が持ってきた豆-大豆だった。さらには、大豆の入った壺からは醤油の匂いがして…。異世界にも醤油が存在するかもしれないという事実に、ハンスの胸は高鳴る。連合王国にその答えがある…?
感想・レビュー・書評
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十年前異世界に来た人が登場。
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のぶが異世界と繋がっている理由が少しずつ分かつていくかもしれないお話がありました。人物紹介と地図が着いたのが非常に嬉しい。
内容が少しダラダラしていた印象あったのですが、この巻は話が動いていく感じもあり、いつもより面白かったです。 -
竹取物語の話やノブに入ってひんやりとする描写など夏が来て季節が回っているのだなと感じれるのと素朴でも食べたい物への説得力がわかりやすく面白かった。
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シリーズ4作目になると、すでにドラマ化されたエピソードとは関係ない世界に入っているが、相変わらず面白い。大将の弟子となったハンスがどんどん成長している。そして、今回は新たにこの異世界にもどうやら醤油が存在しているようだと云うことが分かる。なぜ? そして、意外な事実が明らかになる。信長シンフォニーかい!
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ハンスの修行と、醤油のエピソードが印象的。
なぜ現代日本とファンタジー世界がつながっているかについてのくすぐりが描かれていますね。
相変わらず食べ物がおいしそう。
シーズン的には春先から夏にかけて。
タケノコ料理が食べたくなりました。 -
たまごかけごはんと醤油かけカレーの破壊力。今日は絶対たまごかけごはんだ。ハンスの腕がめきめきあがっていて、ミルクスープも大好評。探し人の醤油職人もご来店。この世界に他にも日本人がいただなんて。日本と古都がつながっているのも奇跡のようなものだもんな。帰れなくなるとか考えるとこわい。古都もますます賑やかになりそう。
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相変わらずの展開ではあるが、醤油職人の登場など、話が少々、動いた感があるが、ここから先、大いなるマンネリで話を延命するか、物語としていずれ終わる話として進めていくのか、分かれ目にあるように思われる。