- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800249418
感想・レビュー・書評
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ミニマリスト、自分の持ち物を最小限にして暮らす人。こんまりさんの片付けとか、断捨離とか、この辺のジャンルと近い。
ミニマリストとされる人たちへのインタビューと、その考察。
最低限の物だけにするために、取捨選択を経てミニマリストとなる。自然と、持っているものはその選択で残ったもの。絶対必要なものか、好きなもの。一方でたくさん物を持つということは、どれだけもっていても満足できず、もっと、もっとと思い続けているのではないか?という考え方には、なるほど、と思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出てくる人達がそこまでミニマリストではなかった一冊。著者がインタビューをした人達の部屋が紹介されるのですが、靴箱に靴がずらりとあったりして少し違和感を覚えました。それもそのはずミニマリストという言葉を知らなかった人に著者が「準ミニマリスト」的感覚でインタビューしているからです。だから生活に少しこだわりがある、モノが少なめの人たちの生き方や考え方を聞いた本です。
●幸せと豊かさにモノは必要ないのかも
どの方も家族や時間などと答えていて、「持ち家があること」や「収入が。。円」と回答された人はいなかったです。豊かな社会について考えるときにそこがポイントになるかもしれません。
●こんまりさんとは仲が悪かった?
こんまりさんは著作で契機となった本に著者の「捨てる技術」を紹介しています。本書ではインタビュアーが「こんまりさんがきっかけで~」と書いているのに、著者が全くそのことに触れていない点が気になりました。もしかして同業他社だからかな?!
●なぜかオッパッピーの小島さんが出てくる
まったくお笑い要素なく、真剣にインタビューに答えています。でも言っていることはまっとうで、「頭の中に思い出がたくさんある人生は豊か」など小島さんの部分は興味深かったです -
小島よしおの話が良かった。頭の中で思いついた事を、すぐ実行するようにしているそうです。ミニマリストはたくさんいるけど、頭の中を片付ける事に言及してる人は少ないので新鮮だった。
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ミニマリスト達に取材・分析し、それをまとめたレポートのような内容でした。
さまざまなタイプのミニマリストがいて、ミニマリストになったきっかけや考え方を知れて、違う角度からミニマリストを知ることができました。 -
ミニマリズムがアメリカでは1960年に流行したということに驚き。
日本はおくれているのでしょうか、、、
今、激アツブーム的に捉えていました(汗)
いずれにせよ、私の場合手段が目的になってしまっており、とにかくものを減らしたい。その先に何があるかと言われても。
それを考える機会をもらえた。
その先に、、、すっきり美しいものに囲まれたい、ものが多いとどうしてもいらつくので必然。
こんな程度ですが、その先を少し考えることができました。 -
最近自分の暮らしぶりが荒れていて、ミニマリスト系に憧れ、動画やら本やらを見てイメージトレーニングしている。
この本では最小限に暮らしている方々へのインタビューが掲載されており、その人々のミニマリストな生活にいたったきっかけや、豊かな暮らしとは?などの考え方などを知ることができる。
ミニマリストになろうとしたのではなく、自分の暮らしにいらないものを削ぎ落とした結果ミニマリストと呼ばれる暮らしぶりになったという方がいてびっくり。みなさん不要なものを持たないシンプルな暮らしをしているせいか、感度が高いというかアンテナがはっているというか、フットワークも軽く研ぎ澄まされている印象を受ける。
小島よしおさんのインタビューが印象的だった。思ったことを行動に移していくようになったらすっきりしていったそうだ。憧れー❤︎
読後、全然はいていないブーツを2足手放した、
いいぞ!いいぞ!
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ミニマリストに関する客観的事実を把握するという目的にはそぐわない内容であった。読了した後の素直な感想は、「怖い」だった。物を欲する欲求が無い(少ない)が、生きるというモチベーションは一般水準と比較して高いという事象の理由/原因が、本書の内容からは理解できなかった。選択肢を減らして集中するということであれば理解できる、が、それがゼロに近づいた時生きる目的すら無くしてしまうのではないかと感じた。
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さらっと読んでみた
ミニマリストの人たちのインタビューもあって
分からなくもないと思ったら -
辰巳さんの本は何がってものすごい理屈づくなのが読んでて嫌になるため、内容は置いておいたとしても、本苦手な人には向かないだろうなぁ。
19何十何ねん、高度成長期の日本どったらこったら
っていう冒頭だけですでに読みたくない信号でるよね。
あーもういやだ。
っていうね。本好きのわたしでさえそうなんだから、本普段から読めない人はきついだろうなぁ。
今回のこの本。ミニマリストが何人か載ってるんだけど。その中のなかなかのミニマリストっぷりを発揮してる男が、
女は大変だ。記号を追い求めて人と比べて、化粧したり綺麗になろうとしたり。
と、謎に女に対してめちゃくちゃ訴えてる男がいて。他の人間たちがほのぼのゆっくり幸せそうなミニマリストなのに、この男だけはこんなにモノを減らしても、ものすごく生きづらそうだった。
あーモノがたくさんあってもなくても、幸せじゃない人いるんだなー上手なモノの絞り方できなかったタイプなのか。ものすごい女に痛めつけられてひきづってる男なのか。
これを読んで、片付けたからって万事うまくいって何でもかんでもハッピーってわけにはやっぱりいかないよなぁ。と思った一冊でした。 -
新たな気づきは少なく、あまり面白くありませんでした。ミニマリストになるのは目的ではなく手段と再確認し、また自分の持ち物を見直そうかなとは思いましたが。