【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 545
レビュー : 86
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800250858

作品紹介・あらすじ

メディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名。彼は、唯一つながりのあるギャラリー経営者の永井唯子経由で、作品を発表し続けている。ある日唯子は、無名が1959年に描いたという作品を手の内から出してくる。来歴などは完全に伏せられ、類似作が約六億円で落札されたほどの価値をもつ幻の作品だ。しかし唯子は突然、何者かに殺されてしまう。アシスタントの佐和子は、唯子を殺した犯人、無名の居場所、そして今になって作品が運びだされた理由を探るべく、動き出す。幻の作品に記された番号から無名の意図に気づき、やがて無名が徹底して姿を現さない理由を知る-。2016年第14回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。美術ミステリーの新機軸!

感想・レビュー・書評

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  • #読了。初読み作家。2016年このミス大賞受賞作品。
    ギャラリストの永井唯子以外には、一切姿を現すことのない芸術家の川田無名。10億はくだらないとされる過去に描いた作品が人前に出ることになったとき、唯子は何者かに殺される。アシスタントの佐和子は、唯子の後を引継ぎ作品をオークションに出すことに。本当に無名は存在するのか、
    そして犯人は。。。
    アトリエ、ギャラリー、作家の関連性や、オークションのことなど、美術業界の仕組みが詳細に描かれている。ミステリーではあるが、犯人探しがメインとはなっていない。テンポもよく、最後まで興味を持って読めた。

  • 姿を見せない芸術家川田無名。
    プライマリー・ギャラリーのアシスタンス佐和子が、
    画廊経営者の唯子の死の謎に挑む。

  • まさに巻末の選評と同意見。アート関連の厚みある描写に比べ、警察捜査に関する事柄は薄っぺらなのがおしい。

  • 最後がなんとなく、バタバタと終わった。

  • 美術もののミステリー。

    ミステリ的には面白みも意外性も無いが、美術に関する知識、情報が興味深く、分かりやすいのでサクサク読めた。

    ミステリーにするなら、仕掛けが欲しいかも?

  • 残念
    読むのに疲れる

  • スタッフでさえ会えない、表にあらわれない、謎めいたアーティスト。
    その新作を一手に引き受けるプライマリー・ギャラリーと、うなぎのぼりの値段。
    美術品をあつかうむずかしさやおもしろさなど、アートの世界をおもしろく描いていて、ひきこまれる。
    殺人事件にしては警察の捜査がお粗末で、ミステリとしてはもの足りない。
    第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

  • 作家の思想とか謎とかキャラがめちゃくちゃ良かったけど、いらない文章多くて薄められちゃってた気がする

  • 主観的評価の大きいアーチスト部門のゴタゴタは、傍からみてると興味深いものがあります

  • 第14回「このミステリーがすごい」大賞受賞作。

    人前に一切姿を見せない美術家 川田無名の作品を扱う美術商 唯子が殺される。

    川田無名はまだ生きているのか?唯子を殺した犯人は誰なのか?画家と画商とコレクターと工房職人の思いが錯綜して思わぬ展開に。

    20億を超える美術作品をめぐって引き起こるミステリー。最後は絵に隠された謎を解明した主人公が犯人を追い詰めます。

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