北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 3

  • 宝島社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800252906

作品紹介・あらすじ

一年前の夜会で出会った、立場も文化も異なる二人-辺境の地を治める貧乏貴族リツハルドと、二つ名持ちのイケメン元軍人女性ジークリンデ。一年間のお試し婚の結果、相思相愛を確認し(やっと?)正式な夫婦に!報告と新婚旅行を兼ねてジークの実家へ旅立った二人だが、旅先で待っていたのは想像もしないことばかり!!「ジ、ジーク、も、もしかして!?」「待て、落ち着け。まだ分からない」プレゼント満載のクリスマスツリー。貴族のお茶会に、ほかほかグリューワイン。ジーク父、こだわりの肉汁溢れるソーセージと生ハム、愛情たっぷり薔薇のジュース作り、と心も身体も温まる第三巻です!第3回なろうコン大賞金賞受賞作!

感想・レビュー・書評

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  • らぶらぶ夫婦の里帰り&出産まで。夫が可憐で、妻がかっこよくかつ夫の前ではかわいくて、とことんほほえましい夫婦です。

  • 今回はいつもと違ってジークの故郷の話。
    さらっとした読み心地は変わらず、二人がどんどん甘々になってます。
    毎度の事ですがもうちょっとキャラの内面を描いてくれると物語に深みが出るかなと思うのですが、さらっとしてます。

  • "一瞬、ここには妹は居ないと思った。部屋の中には、赤毛のやや綺麗めな女性しか居なかった。だが、あんなに鮮やかな赤毛を持つのは、うちの妹くらいしか知らない。
    もう一度、確認をする。
    その刹那、灰色の目が鋭くなった。その眼差しを見て、やっと認めることが出来た。
    あのご婦人は、間違いなく妹。髪が伸び、ふっくらと肉付きの良くなったジークは別人のようだった。ドレス姿も奇跡的に似合っている。
    そして、自分達は盛大な勘違いをしていることが分かった。ジークは単に実家に遊びに来ただけだったらしい。家族は皆、ぎこちない態度で、ジークとその夫を迎えていた。
    それにしても、妹の変化には本当に驚いた。
    ジークを見れば一目で分かる。異国の地で大切にされていたのだと。"[p.121_九人の兄による、ジークリンデ観察日記]

  • ジークの故郷に里帰り。そして妊娠発覚。北国での狩り暮らしはちょっとお休みして都会でジークの出産を迎えることに。都会に来てもリツは働き者だね!妊娠で情緒不安定になってるジークも可愛いし、姪っ子たちも可愛い。文中に出てくる料理はいつものごとくとても美味しそうで読んでてお腹が減る(笑)ジークの家族の様々な一面を知り(ジークのお母さん超面白い)、新しい家族も誕生しリツとジークは幸せを噛みしめる。次巻で最終巻。

  • 岡リツハルト、義母蝶夫人とでも呼びたくなるようなテニスレッスン(笑)元軍人の母は強し!家庭内でも法です(笑)ジークの一年ぶりの帰省はリツと一緒。でも家族は出戻りだと要らぬ心配をしとります。リツはジークの姪っ子たちには雪妖精だと思われ、歓迎?の花を食べるのを待たれるという、、、なんていうプレイ?(笑)この子たちは最後まで信じてたわ。新たな家族、息子にも恵まれ幸せいっぱいな様子に読んでるこちらまでニヤニヤですよ。

  • 「やだ、うちの奥さん可愛い」全くだ。今回はジークの郷土料理で飯テロ。両親が発見されたというのはちょっと出来過ぎの展開だけど、もし発見されなくて離れ離れだった時のジークの情緒不安定っぷりも、それはそれで見てみたいと思った。けどやっぱイチャイチャしている時の方がいいと思い直した。

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著者プロフィール

長崎県出身。2012年9月から執筆を開始し、WEBにて発表。2015年8月「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」(宝島社)でデビューに至る。

「2019年 『薬草園で喫茶店を開きます!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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