読まされ図書室 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
3.61
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本棚登録 : 312
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800254900

作品紹介・あらすじ

ときに奮闘、ときに思案。14人の推薦本をめぐる小林聡美の読書日記。

感想・レビュー・書評

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  • 俳優・小林聡美さんが友人、知人から薦められた本を読んで
    思って感じたことをまとめた「読まされ図書室」

    薦められている本はというと
    文学小説に加えてエッセイあり漫画あり、そして妙~な図鑑もありと
    バラエティに富んでいて、小林聡美さんは全部読まされたという
    数々の本のなかでも正直言って、私はきっと読まないだろう(読みたくない)なぁ...
    という本もちらほらと混ざるなかなかのユニーク選手軍。
    だけど例えきっと読まない(読みたくない)だろうと思う本も
    へ~...こんな本があったのね~...びっくり~! と、その本そのものの
    存在を知ることが出来ただけでもちょっと嬉しい気分になりました。

    紹介本は、それぞれ紹介された方から小林さんへの一言メッセージが添えられており
    小林さんはそれを受けて、本の内容を絡めてエッセイ風に感想を書かれています。

    以前読んだことがあったけどもう一度読み返してみたくなった本。
    知ってはいたけどまだ読んでいなかった本。
    新たな発見で読んでみたいと思った本。
    そして、これはなしかなぁ...の本。
    (だけどきっと図書館あたりでこっそり探すと思う...そしてちょっと捲る。
    んで、はずみで借りちゃうかもなぁ....笑)

    楽しい楽しい♪

  • 小林聡美さん「幸せの国」フィンランドの魅力、再発見の旅
    https://www.kateigaho.com/travel/55424/2/

    sakazakichiharu.com
    http://sakazakichiharu.com/ill/ill87.html

    読まされ図書室│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
    https://tkj.jp/book/?cd=72549001

  • 単行本を読みそびれていたので、文庫版を手に取った。

    俳優・小林聡美さんがご友人から本を紹介され(というか「読め」と勧められ)、読んだ感想やそれにインスパイアされたエッセイをつづる、というエッセイ集。お友達の幅に、小林さんがいらっしゃる世界の面白さを感じるし、選書がまた、「これがきますか、選者さんらしいけど」というテイスト全開でにやついてしまう。

    それに対する小林さんのお答えとなるエッセイは、インタビューなどで見る素の小林さんそのままの言葉づかいで、わりあい淡々と進む。「読まされ」だからというイヤイヤ感はないのだが、批評的な態度というか、なかなかクールである。感想を求められて気のない返事をするのではなく、やんわり収めている感じもするが、それはそれでいい。「読まされ」なんだから。

    自分の周りの読書も、考えてみれば「読まされ」が多い。仕事で読む資料本はもちろん、友人知人からのおすすめも、出版社の新刊案内も、書店のレイアウトも言ってみれば「読まされ」感がぬぐえない。そうだとすれば、自分で選んで読んでいる本なんてあるのかしかし、とぼんやり考えてしまう、ある種の本質を突いてきた本でもあった。

    「図書室」をタイトルにいただくとおり、ブックデザインに凝ったところも可愛く、おすすめの1冊。

  • 好き勝手に持ち込まれた本を読んでのエッセイ。知らない本が、知らない世界がそこにはありました。
    その中で読みたくなった本もたくさんあります。
    恐る恐る覗いてみたい本もあります。
    普段コミックは読まないけど、ちょっと読んでみようかなぁ。

  • 小林聡美さんが14人のご友人から推薦された本を元に生まれたエッセイ。ご本人曰く、送り込まれる数々の難球を打ち返してきた、汗と涙の記録でもあるそう。
    確かに、自分の好きなものばかり読んでいたら視野が狭くなる。私自身は、聡美さんと同じく、今はそんなときなんだろうなぁと思ってそうさせてもらっているが、面白い試みだと思った。
    薦める本を選ぶとき、その人のことを想う。薦められた人は、本と一緒に想いを受け取る。想いに答えようとする。そして本にはぬくもりが積もっていく。

  • 小林聡美さんが周りの方達から紹介された本を読んで描いたエッセイ。こういう本の紹介本って、読書欲を刺激しますね。ここに出てきた本のいくつか(特に「十皿の料理」とか「股間若衆(すごい名前。笑)」を実際に読んでみたくなりました。

    本っていい。どういいのか?と聞かれるとうまく答えられませんが、、、。今まで読んできた本は私の性格形成に結構影響を与えてきたと思います。本なんて読まなくても立派で魅力ある人もたくさんいますが、私には本が必要。だからこういう本の紹介本は自分の幅を広げてくれる。

  • 女優の小林聡美氏が、皆川明、井上陽水、よしもとばなな、群ようこ、長塚圭史、酒井順子や謎の小学生などが薦めた本を読まされ、それについての感想(?のようなもの)が書き綴られている。
    皆それぞれに、独特な本を推薦している。
    一冊も読んだことのある本は無かったが、いくつか読んでみたいと思う本があった。
    小林聡美の文章も独特で、少しだけ小説のような文体が出てくるのだけれど、それがすごく面白い。
    エッセイだけではなく彼女の手になる小説も読んでみたい。

    中盤にあるよしもとばなな氏との対談の中で、よしもと氏が、自己啓発本やビジネス書を景気がいい本と思って読んでいるというのは興味深かった。
    前のめりになって読んでしまいそうな類の本を、少し引いて読むというのも大切だ。

  • これもずっと読みたかった一冊。
    小林聡美さんにいろいろな人が本を薦めて、その本の感想が書かれた本。
    紹介している方々が豪華。登場する本は普段手に取らないものがほとんど。「読まされ」ってタイトルにはちょっと気が進まないけど、というようなネガティブな印象がある。それでも読まされなかったら出会えなかった本がいっぱいあるなと思った。読まされるのもおもしろいね。

  • 2018/01/13

  • 本は基本的に、自分が読みたい、好きかもで選んで読む。
    理由がない限りは苦手で合ったり、食指が動かされないものは読まない。
    だから、企画でも誰かが選んでくれた本を読んでみるのは面白いと思う。
    小林さんが自分の良い部分も悪い部分も認めた上で、本を読み自分のモノにしている。
    全く違うジャンルの本を薦め合う友とはすばらしいものだ。

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著者プロフィール

小林聡美

一九六五年東京都生まれ。女優。八二年、映画「転校生」で初主演。その後、ドラマ「やっぱり猫が好き」などで活躍。主な出演作にドラマ「すいか」「パンとスープとネコ日和」「山のトムさん」「ペンションメッツァ」、映画「かもめ食堂」「めがね」「プール」「マザー・ウォーター」「東京オアシス」「紙の月」などがある。主な著書に『ワタシは最高にツイている』『アロハ魂』『散歩』『聡乃学習』など。

「2021年 『ていだん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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