北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 4 そして愛しき日々

  • 宝島社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800257413

作品紹介・あらすじ

運命の出会い-二年前の舞踏会の夜に始まった、リツハルドとジークリンデの結婚生活。不器用な二人は一年間のお試し婚の期間を経て、正式な夫婦に。新婚旅行を兼ねたジークリンデの里帰り&結婚式を終え、最愛の息子アルノーと共に辺境の地へ帰郷。一年ぶりの故郷で新しいことに挑戦していくリツハルドだったが、十年間のぼっち生活の元凶である、父母との間には微妙な距離があって…。長く厳しい雪の世界かと思われた辺境に、そしてリツハルドたちにも変化は訪れる。「これからも、よろしくね。俺の奥さん」「ふつつかものですが、よろしくお願いいたします-私の旦那様」トナカイの肉団子パスタ、キャラメル林檎パイ、練乳アイスのベリーソースがけ、そして愛情仕込みの薔薇リキュール。厳しいけれど、幸せに満ちた辺境暮らしは、続いていく。これからもずっと、ずっと-。

感想・レビュー・書評

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  • なろうで読みました。一話の量が少ないのですが、これが一回に読む最適な量なのかな。
    ラブラブな話ですが、ラブシーンは少なめです。
    狩り暮らしというタイトルですが、釣ったり、摘んだり、料理したり、食べたりして暮らします。
    美味しそうなところがポイントです。

  • 美少女的な外見の夫と、猛禽妻(心はやさしくつよい)の厳しいけれど楽しい生活の最終話。おいしいもの好きにもおすすめな作品です。もっと番外編をいれてほしかったー。

  • 優しい優しい話。4巻完結。元軍人ヒロインと若き領主として花嫁を探しに来た年下ヒーロー。1巻から読んできて思ったのはリツ(ヒーロー)がジーク(ヒロイン)のことをほんとに好きで大切にしてるってこと。もともと人に優しいリツではあったけど、ジークと結婚してからは更に優しい。雪国の過酷な地とはいえ、結婚っていいものなのねと行間から読ませてくれる。4巻で一気に時は流れて、そしてリツ家族と祖父のことで締めるのはいいエンディングだったな。ルカとミルポロンの子も雪妖精みたいなのかな?あとアイリとエメリヒはどーなった?

  • お互いにお互いを尊敬し合うというのは素晴らしいことと感じる完結巻。食に対して妥協しない姿勢はとても勉強になった。自分も日々の食事に感謝をしつつもっと丁寧にしないといけない。謎の戦闘部族(仮)の過去が判明したのは良かった。

  • "ジークは暇さえあれば、眺めていたとか。綺麗な色に染まっていると言うけれど、見たいような、見たくないような。
    真っ赤な薔薇の花言葉は『あなたを愛しています』。そんなことをジークの耳元で囁きながら贈ったような気がしなくもない。それを思い出せば、薔薇の酒を見るのはとても気恥ずかしい。
    そんな風に考えていたが、ジークリンデは思いがけないお誘いをしてくれる。
    「今晩、一緒に味見をしてみるか?」
    え〜、やだ〜、恥ずかし〜……、なんて言うわけがなく、「はい、喜んで!!」と答えた。"[p.151]

    最後の最後まで幸せそうでほんと何より。

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著者プロフィール

長崎県出身。2012年9月から執筆を開始し、WEBにて発表。2015年8月「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」(宝島社)でデビューに至る。

「2019年 『薬草園で喫茶店を開きます!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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