神様の見習い もののけ探偵社はじめました (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 145
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800257581

作品紹介・あらすじ

就職活動に失敗した22歳の神成なるかは、父親が設立した探偵社で名目上の社員となる。ある日突然、父親はなるかに全てを押し付けて行方をくらましてしまう。一方、神社の祠の札が剥がれたことで、祀られていた神様が解き放たれ、なぜかなるかのいる探偵事務所に現れた-。父親の残した借金を返済するため、素人探偵なるかと、食欲旺盛で小憎らしい神様のドタバタコンビが事件に挑む!

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の黒猫さんイメージして読んでいたのに
    本当はデブ猫さんだったとゎ…
    探偵なの⁈って感じだったり
    ラストがバタバタだったり。
    続編を考えてなのかな?

  • あまり好みではなかった。
    文体は軽い感じ。
    主人公が他力本願の甘ちゃんで、自分では何もしていない。就職できないのも当たり前。中学生、高校生くらいの印象しか受けなかった。
    いろいろな有名作品の名前がネタとしてあがっている。笑いを取りたいのかもしれないが、ギャグがぜんぜん面白くない。
    探偵社のわりに、依頼は一つのみ。しかもよく分からないどんでん返し。設定のわりに、話がめちゃくちゃだった。神様や妖、探偵社という面白そうな設定を生かしきれていない。これなら自分の方がもっと面白い展開が書ける気すらする。

  • 主人公が年齢のわりに幼すぎるような印象。女性の就活は厳しいと母親に言われたって冒頭に出てくるけど、性別以前の問題な気がする主人公。
    猫も表紙と中身で描かれている猫が別物なのもなんかなぁ…。

  • ううん、シリーズの始まり、というかんじ。なるかちゃんのあまっちょろさがなんだかなぁ。あともうちょっと神様らしさがある方が好みだなぁ

  • 面白いわー、コントみたいな不思議な生命体。毎日楽しいだろーな。

  • 突然一人きりになっただけでなく。
    彼女は恵まれ過ぎており、親が見切りを付けるのが遅かったせいで甘く育ってしまったように感じたな。
    強く元気な姿を見せたいという気持ちも分からなくないが、もしもに備えて知らせるべきではないだろうか。

  • 主人公のなるかを筆頭にキャラがあまりにお馬鹿すぎる印象。
    ストーリー的にもたまたま運よく事が進むだけなので、そこで成長して欲しかったな。

  • 探偵ものとしてもあやかしものとしても半端な話だった。ドタバタして最後に少し家族の絆みたいな感じ。

  • 就職活動に失敗して引きこもっていた神成なるかが、母親が出ていき、父親も旅に出て、借金と生活費のためになぜか父の残した探偵社で働くことになる。

    ただ、不思議な仲間が・・・猫のぬいぐるみに宿った神様とカラスの妖怪?3人の仲間のドタバタ劇。

    軽くさらっと読み終わりました。

  • 現代ものでも、神様や、妖が楽しく活躍?するのね(笑) 母親が父親に愛想をつかして出て行き、父親は旅に出ると書置きを残し、始めたばかりの探偵社を放り出して家出?! 300万円を6ヶ月で返せというような母親には思えなかったから、何かありそうとは思っていたけど、まさか、そうくるとは。 強面なのに、いい人な鬼崎さんが素敵。 ストーカー事件は、途中であの人が怪しいと気づいたけど、もっと殺伐とした動機かと。ああいう結末で本当によかった。 ぬいぐるみに憑依した神様と烏丸の掛け合いも楽しいので、シリーズ化希望♪

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著者プロフィール

高橋由太:第8回「このミステリーがすごい!」で最終選考まで残った作品を加筆修正したデビュー作「オサキ江戸へ」が10万部を記録。以来、時代物を中心に執筆活動を行っている。亜沙美:講談社「ITAN」を中心に活躍するイラストレーター・漫画家。

「2015年 『雷獣びりびり ⑥ 大江戸あやかし犯科帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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