『神曲』とは何か 「地獄篇」から「天国篇」まで文学史上最大の叙事詩を読み解く (別冊宝島 2502)

村松真理子

• 宝島社 (2016年9月17日発売)

感想・レビュー・書評

[minbookさんの感想 · 2016年10月29日]

かの有名なダンテの『神曲』について解説した本。映画とかが公開されるとこんな感じの入門編的な本が出版されるので、広く浅く知識を仕入れたい身としては助かります。超大雑把に地獄篇、煉獄篇、天国篇のあらすじも紹介され、作品の背景もわかり、有名なドレの挿絵もかなり掲載されているので、まあいい感じかと。

著者プロフィール

1963年東京都生まれ。イタリア文学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ボローニャ大学大学院博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。著書に『謎と暗号で読み解くダンテ『神曲』』（KADOKAWA）、訳書にアンナ・マリア・オルテーゼ『悲しみの鶸』、アントニオ・タブッキ『イタリア広場』（以上、白水社）など。

「2020年 『まっぷたつの子爵［新訳］』 で使われていた紹介文から引用しています。」