珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 814
レビュー : 96
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800263421

作品紹介・あらすじ

アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店"タレーラン"を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが…。眞子に隠された秘密を解く鍵は-源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!

感想・レビュー・書評

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  • "珈琲店タレーラン"の五つ目のお話は
    「鴛鴦茶がおいしくなりますように」

    この本の世界に入り込むと無性に珈琲が飲みたくなります。
    そして、いつもはおうちや電車の中で読んでいるのに
    ちょっとカフェか喫茶店にでも行って読もっかな..なんて気分にもなって。^^
    本と同じ世界の中に浸ってみる..というのも、これなら
    すぐにでもできちゃいそうで、たとえ外には出られないにしても
    おうちで淹れた珈琲の香りを楽しむことができれば
    それだけでも気分はぐ~んとアップ♪
    タレーランで起きた事件のお話を読みながら味わう美味しい珈琲。
    い~気分です。^^

    さてさて、このたびはアオヤマに初恋の人出現?!
    彼より少々年上の彼女・眞子は「源氏物語」をこよなく愛する美容師で
    何か心に秘めた悲しみがあるのか久しぶりに会ったアオヤマに
    「源氏物語」になぞらえた謎を仕掛けて自分自身に見切りをつけようとする...。

    切間美星の推理は相変わらず冴えていますね♪
    多少のことにもひるむことなく冷静沈着。

    しかしながら....私には、アオヤマという青年の人となりというか
    人柄というのか人物像みたいなものが、5作も読んでいるのに
    いつまでたってもなかなか見えてこないのです。
    なんだか人間味がないように感じられて....。
    お仕事はしていないのかしら..?
    いつもタレーランに入りびたっている遊び人??

    不思議な青年だなぁと思いながら毎回本を閉じています。

  • アオヤマさんの初恋の相手・眞子さん。切なかったわ~
    源氏物語との絡み。もう1回源氏物語読み直さないとな。

    美星さん、今回も冴えてる。冴えすぎるくらいで怖い。
    私もいくつかわかったのがあり、なんか嬉しい。
    京都にも行きたいな~

  • なるほどね。「初めは皆、願っている」か。それは真実だと思う。
    あらすじ(背表紙より)
    アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店“タレーラン”を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが…。眞子に隠された秘密を解く鍵は―源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!

  • シリーズ5作目。少し後味の悪く感じたのはテーマが不倫だったからなのか、それとも謎解きが今ひとつ腑に落ちなかったからか。
    源氏物語を絡ませての謎解きは面白いけど、不倫を差し引いても眞子の行動に共感できなかった。
    珈琲の話がもう少しあっても良かったかな。鴛鴦茶を飲みたくなりました。
    源氏物語をもう一度読もうかな。

  • 日常ミステリィとしては楽しませてもらったが、キャラクターはやや魅力不足。

    プロローグ 大きな川の流れる風景
    一・少女のショートカットはなぜ魅力的だったのか
    二・猿が辻にて濡れる袖
    三・ワールド・コーヒーツアーズ・エンド
    四・コーヒードール・レゾンデートル
    五・大長編は幕切れの地へ
    六・嵐の夜に浮かぶ舟
    エピローグ この鴛鴦茶がおいしくなりますように
    特別収録 このアップルパイはおいしくないね

  • シリーズ5作目。アオヤマくんの初恋の人登場。少し重いですね。

  • 不倫などがテーマに出てくるとは。

  • 珈琲店タレーランの事件簿シリーズも5巻目となった。

    前回の4でオリジナルの良さが戻ってきた印象だった。今回の5はさらに進んで段々となぞが深まりつつ解けていく様子がよかった。

    源氏物語と宇治に絡めて、京都感は出ていたかも。

  • 2018年23冊目。
    タレーランシリーズも早5作目。
    相変わらず美星さんの推理はさすがだけど、今回はもともと内容を知らない源氏物語の話が出てきたり、不倫というおおよそアオヤマと美星にはふさわしくないテーマが出てきたりと全体的な評価としてはイマイチ。
    それにしても、眞子、ちょっとヤバ過ぎだろ、と。
    そんな眞子に対しても優しいよなぁ・・アオヤマ。
    ラスト、美星さんとハッピーエンドっぽくてそこは良かったかな。

  • コーヒー大好き!
    香港も行ったのに、鴛鴦茶を知らずにいたので、つい本を手に取ってしまった。

    主人公のアオヤマ君が、11年ぶりに、初恋で年上の眞子さんと再会するとこから、話が始まる。

    源氏物語や、お香の源氏香から、名前を当てはめるという面白い発想に、なるほど、、、と、思いながら読み進んだ。
    指にはめていた指輪、そして姓の変わったことから、結婚死している者だと決めつけていた事が、全然違っていたのだった。

    眞子さんが、少し、回りくどい感じがするのだが、、、
    映画「髪結いの亭主」「ソフィーの選択」「ミリオンダラー・ホテル」恋愛もので、最後に自殺で終わるという物語なのに、好きだと言っている所など、、、、

    作者 岡崎琢磨氏も沢山の本を読まれているからであろう。

    最後の特別収録「このアップルパイはおいしくないね」は、この本で、必要だったのか?と、思って本を閉じた。

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著者プロフィール

岡崎 琢磨(おかざき たくま)
1986年生まれ、福岡県出身。京都大学法学部卒業。元々ミュージシャン志望であったが作家を志すようになり、大学卒業後に福岡県に戻って執筆を続け、第10回『このミステリーがすごい!』大賞の最終選考に『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』が残った。手直しして刊行されたところ、大ベストセラーとなり第1回京都本大賞を受賞。のちに「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズ化された。
ほかにもミステリ作を多数刊行しており、新刊に『夏を取り戻す』がある。

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