珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
3.53
  • (39)
  • (104)
  • (123)
  • (21)
  • (4)
本棚登録 : 953
レビュー : 109
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800263421

作品紹介・あらすじ

アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店"タレーラン"を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが…。眞子に隠された秘密を解く鍵は-源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • "珈琲店タレーラン"の五つ目のお話は
    「鴛鴦茶がおいしくなりますように」

    この本の世界に入り込むと無性に珈琲が飲みたくなります。
    そして、いつもはおうちや電車の中で読んでいるのに
    ちょっとカフェか喫茶店にでも行って読もっかな..なんて気分にもなって。^^
    本と同じ世界の中に浸ってみる..というのも、これなら
    すぐにでもできちゃいそうで、たとえ外には出られないにしても
    おうちで淹れた珈琲の香りを楽しむことができれば
    それだけでも気分はぐ~んとアップ♪
    タレーランで起きた事件のお話を読みながら味わう美味しい珈琲。
    い~気分です。^^

    さてさて、このたびはアオヤマに初恋の人出現?!
    彼より少々年上の彼女・眞子は「源氏物語」をこよなく愛する美容師で
    何か心に秘めた悲しみがあるのか久しぶりに会ったアオヤマに
    「源氏物語」になぞらえた謎を仕掛けて自分自身に見切りをつけようとする...。

    切間美星の推理は相変わらず冴えていますね♪
    多少のことにもひるむことなく冷静沈着。

    しかしながら....私には、アオヤマという青年の人となりというか
    人柄というのか人物像みたいなものが、5作も読んでいるのに
    いつまでたってもなかなか見えてこないのです。
    なんだか人間味がないように感じられて....。
    お仕事はしていないのかしら..?
    いつもタレーランに入りびたっている遊び人??

    不思議な青年だなぁと思いながら毎回本を閉じています。

  • アオヤマさんの初恋の相手・眞子さん。切なかったわ~
    源氏物語との絡み。もう1回源氏物語読み直さないとな。

    美星さん、今回も冴えてる。冴えすぎるくらいで怖い。
    私もいくつかわかったのがあり、なんか嬉しい。
    京都にも行きたいな~

  • 図書館で。
    このシリーズも結構長いんだなぁ。冒頭の一人称は前回のように今回出てきた新しいキャラだろうと思ったらアオヤマさんだった。青山さんと過去の女性と言ったお話。

    それにしても青山氏とミホシさんの関係ってなんなんだろうか… こういう微妙な距離感がお互いちょうどいいなんて思ってるとどちらかに(まあそういう出会いがありそうなのは青山氏の方かなぁ)積極的な異性が現れてそのままそちらと結ばれるとかありそうなパターン。まあこれはフィクションだしそんな事も無いのだろうけれども。

    しょっぱなのマコさんへの美星さんの追求がいつになく厳しくていや、お前そこまで言わなくても…とちょっと思うレベルだった。というかそこまで小細工するマコさんってのもマコさんだけど。まあそれを言ったら中学時代の小細工も…え?という感じだよなぁ…。こんなこと、実際にする人居るだろうか…?
    マコさんが死にたくなるほど追いつめられていたってのもなんか…うん、なんかそこまでか?みたいに思ってしまうというか… 細工と芝居が多いのでどこまでが本気なのかよくわからんなぁという印象でした。

    タレーランのコーヒーはお砂糖入れて飲んでたろうから甘くて苦いって記述がどこかに出てくるのかなぁと思ったら出てこなかった。そういう所、ちょっと不親切だなぁと思ったり(確かシリーズの最初には記述があったから読者は覚えていると思ってるのかなぁ)

    それにしても青山君はなんでああも自信満々に自説を語れるのかなぁ…(いつも間違ってるのに) 段々、このお話の登場人物たちが鼻に付いてきたのでもうそろそろ読むのはよそうかな…

  • なるほどね。「初めは皆、願っている」か。それは真実だと思う。
    あらすじ(背表紙より)
    アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店“タレーラン”を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが…。眞子に隠された秘密を解く鍵は―源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!

  • シリーズ5作目。少し後味の悪く感じたのはテーマが不倫だったからなのか、それとも謎解きが今ひとつ腑に落ちなかったからか。
    源氏物語を絡ませての謎解きは面白いけど、不倫を差し引いても眞子の行動に共感できなかった。
    珈琲の話がもう少しあっても良かったかな。鴛鴦茶を飲みたくなりました。
    源氏物語をもう一度読もうかな。

  • アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった眞子に11年ぶりに再会する。しかし、彼女はどこか悩みを抱えているようだった。
    後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店「タレーラン」を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせおうとする。
    ミステリーもさることながら本作の見せ場はアオヤマの恋模様であろう。ビターな展開が比較的多いなんて思っていたが、最後はなんともスイートな結末だった。
    これまで全5作の発刊を続けてきた本シリーズも2019年7日20日現在、本作が最後となっている。私は一ファンとしてこの先も待っている。

  • 入眠剤として、続きがそんなに気にならないけど適度に面白い本を読んでいて、タレーランシリーズはまさにピッタリ。

  • 女同士の駆け引きめいたものにゾッと。
    美星ちゃんの凄みに比べてアオヤマ氏が
    情けなく見えちゃうのはご愛嬌ですかね。

  • 初めての岡崎琢磨さん。カバーはライトノベルぽっいですが、本格的日常ミステリー京都女性純喫茶バリスタが源氏物語をベースに解決します。

  • ついにタレーランシリーズも終了。何かしょぼい終わり方だった。私が源氏物語に興味がなくて、素養もないからいまいち楽しめなかったのか。つーか、ビブリア古書堂感が。。。こんなに物語にがっつり自分の人生を当てはめる人がいるかしらん。しかも今時源氏物語って。結局アオヤマが告白できたら幕引きって感じで、それなら3巻のコーヒー大会で終わって、スピンオフで4巻の短編集を出した方が良かったんじゃないかなー。

全109件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

岡崎 琢磨(おかざき たくま)
1986年生まれ、福岡県出身。京都大学法学部卒業。元々ミュージシャン志望であったが作家を志すようになり、大学卒業後に福岡県に戻って執筆を続け、第10回『このミステリーがすごい!』大賞の最終選考に『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』が残った。手直しして刊行されたところ、大ベストセラーとなり第1回京都本大賞を受賞。のちに「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズ化された。
ほかにもミステリ作を多数刊行しており、新刊に『夏を取り戻す』『九十九書店の地下には秘密のバーがある』。

岡崎琢磨の作品

珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)を本棚に登録しているひと

ツイートする