異世界居酒屋「のぶ」二杯目 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
3.94
  • (16)
  • (34)
  • (14)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 294
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800265036

作品紹介・あらすじ

居酒屋「のぶ」が異世界の古都と繋がってから約半年の月日が流れ、季節は夏から秋へ。常連となったお客たちにはお気に入りの料理ができたようで、「イツモノ!」という注文の声が上がる。そして新しいお客も「のぶ」を訪れる。放浪の女傭兵、詩人を目指す放蕩息子とその付き人の料理人、さすらいの吟遊詩人、そして黒いローブを纏った老女。居酒屋での出会いが人と人を繋いでいく。温かな異世界グルメファンタジー、第2弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やっぱり面白いなぁ♪

    突如、のぶに降りかかる魔女の塒疑惑?
    まあ、焼く煮るくらいしかない調理文化には、出汁は魔法だよなぁ。
    この疑惑の裏で糸引くのが、また、あの小者(笑)お稲荷さまの尻尾を踏んでしまったようで(笑)

    最高の調味料は背徳感ですか?たしかに(笑)真夜中のカップ焼きそばはね~♪
    あ、そういえば、麺類(蕎麦とか拉麺ね)て出てこないなあ。
    ナポリタンはあったけどね~居酒屋だしね~拉麺はないなぁ(笑)

    #居酒屋のぶ
    #異世界居酒屋のぶ
    #異世界居酒屋のぶ二杯目
    #ラノベ
    #ラノベの杜
    #ラノベsyokai
    #ラノベ好きな人と繋がりたい
    #小説好き
    #小説好きな人と繋がりたい
    #小説倶楽部

  • 幼馴染みでもなく、職場の同僚でもなく、血縁者でもない・・・

    通い続ける店でしか会えない友人達

    店の常連になると色んな出会いがあります
    そして、いつの間にか通り過ぎていく友人達

    久々に再開すると時間を忘れて語り合う昔話

    人生でそんな店に出会えたら少しだけ幸せになれると思います。

    居酒屋のぶ の常連達を読んでいてふと思いました。


    因みに私事ではありますが、本レビューで600レビュー到達です!

  • ★3.5
    シリーズ2作目、全23編が収録された連作短編集。早いもので、古都(アイテーリア)に「居酒屋のぶ」が開店してから間もなく1年。お馴染みの衛兵隊の面々やゲーアノートたちに加え、新しいキャラクターが盛り沢山。まさかのデミアン再登場に驚いたものの、基本的には良い人たちばかりで今回もほっこり。そして、相変わらず酒の肴の美味しそうなこと!そろそろ旬な秋刀魚の塩焼き、冬の定番である牡蠣フライと、またも飯テロを食らうことに。ただ、前作では日本酒の銘柄が幾つか紹介されていたけれど、今回は少なかったのが少し残念。

  • #読了

    1杯目は読んでたらお腹すいてたまらなかったので、今回はカフェで読書!笑
    美味しそうな料理に負けないように美味しいドリンク飲みながら読了致しました。…が。
    居酒屋いきたーーい!!笑
    美味しいラガー飲みながらタコの唐揚げ食べたーい!!笑笑

  • クッソ腹が減る! オマケにビールも飲みたくなる! 下戸なのに!
    出てくる食事の質の高さは折り紙つき。頁をめくる度に美味そうな匂いが漂ってくるし、登場人物が食べれば本当にヨダレが出てくる。夕飯抜きダイエット中の私には拷問に等しい読書である。異世界の群像劇なんかも織り交ぜて描かれ、程よい塩梅である。

  • 秋から冬にかけての物語。
    おいしい食べ物、おいしいお酒…。
    飲兵衛なので、おいしいく想像して楽しく読みました。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    居酒屋「のぶ」が異世界の古都と繋がってから約半年の月日が流れ、季節は夏から秋へ。常連となったお客たちにはお気に入りの料理ができたようで、「イツモノ!」という注文の声が上がる。そして新しいお客も「のぶ」を訪れる。放浪の女傭兵、詩人を目指す放蕩息子とその付き人の料理人、さすらいの吟遊詩人、そして黒いローブを纏った老女。居酒屋での出会いが人と人を繋いでいく。温かな異世界グルメファンタジー、第2弾。

    早くもパターンが見えてきたかも。1巻のほうが面白かったなー。

  • 2021年8月25日に読み始め、9月14日に読み終える。ずいぶん前に買ったもので、1巻と一緒に買ったんだったか、1巻を読み終えたあとに買ったんだったか思い出せない。ただ、1巻を読み終えたあとに買ったのだったら、急に忙しくなったのでもなければそのときに読み始めているはずだから(その可能性も大いにあるが)、1巻を買ったときにまとめて買ったのかもしれない。領収書を見ればわかるけど、整理ができていないのでわからない。

    1巻を読んでからだいぶ月日がたっているので、登場人物やどんなできごとがあったのかを忘れてしまっていて、思い出して頭のなかでつながったこともあれば、どうしても思い出せず(かといって1巻に手に取って確認するということもしなかったので)そのまま読み流したこともあった。

    2巻でいちばんおもしろかったのは「茶碗蒸し占い」。疑い深いエンリコの推理や心情描写に何度か吹き出してしまった。

    古風な表現や少々気取ったこむずかしい表現がちょいちょい出てくるけど、本文自体は読みやすい。うんちく(めいたもの)がことあるごとに語られるのも、きらいじゃない。

    体調の問題と緊急事態宣言やまん延防止等重点措置のことがあって、かれこれ4か月以上お酒を飲んでいないけど、これを読むとお酒を飲みたくなるし居酒屋にも行きたくなる。

    今回は無理しない程度にちょっとずつ楽しもうと思い、行儀がよくないと叱られるかもしれないけど、お風呂で毎日1話か2話ずつ読んでいた。23話が収録されていて350頁以上あるのに本体価格が650円なのは安い。よくこれだけ書けるなと感心するが、ここまで書くのもたいへんなんだろうなと(著者のツイートなど読んでいると)思う。出版業界のこととかラノベの世界とか、あるいは本を買う人がどんな消費行動をとっているのかよく知らないので何とも言えないけど、この半分の頁数で2冊に分けて値段はそのままでも個人的にはいいかなと。

    「豆をよく煮込んだ匂いに少ししているが」(223頁)は「...に少し似ているが」のタイプミスだと思われる。同じく「ブランターノが優雅にな所作で」(234頁)は「ブランターノが優雅な所作で」のタイプミスだろう。「大司教に苦情を申し立てが上手くいっていないことに」(276頁)は「大司教に苦情の申し立てが...」と書こうとしたのがどこかでもつれたのだろう。

  • 異世界居酒屋「のぶ」 二杯目

    異世界 古都に店を構えてもうすぐ1年
    数々の美味しい料理を提供していく中で
    新たな登場人物やうなぎに続く古都で入手する食材
    おめでたに魔女騒動に大市
    信之の葛藤もあり
    常連衛兵コンビの片割れにも新展開・・・

    今回の目玉料理はタコ料理と肉じゃがで決まり!!
    個人的には牛すじの土手焼きも捨てがたい かな

    一杯目(前作)で2度も居酒屋のぶ を騒がせた ダミアンが
    3度目の登場 どう展開していくかは
    読んでのお楽しみ

  • なぜか異世界に繋がった居酒屋、中世ヨーロッパのような世界で衛兵や貴族等が客として訪れる日常を描く作品。

    各話短編なのだが、読み進めていくと話が繋がっている。
    今巻も人の温かみを感じられます(´▽`*)

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1983年、大阪府生まれ。大阪市立大学文学部卒。会社勤めの傍ら、読書趣味が高じて文章を捻り始め「邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか」でデビューするに到る。著書は他に『異世界居酒屋「のぶ」』(宝島社)がある。

「2016年 『邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

蝉川夏哉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×