もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

  • 宝島社
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感想 : 269
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800271105

感想・レビュー・書評

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  • もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある「作り方」を書いたら――

    ツイッターで発信され、ネット上で大拡散されたあのネタが、太宰治、三島由紀夫、夏目漱石といった文豪から、
    星野源、小沢健二らミュージシャンまで、100パターンの文体にパワーアップして書籍化されました。
    読めば爆笑必至の文体模倣100連発。

    さらにイラストは、手塚治虫をはじめとした有名漫画家の模倣を得意とするマンガ家・田中圭一氏の描き下ろしです!(アマゾン紹介文)

    パロディ本。
    びっくりするくらい、合いませんでした。

  • テレビで紹介されてたので手に取りました。

    ああ、確かにあの人っぽいなぁ~

    で、終わり。何も残りません。

  • 試みはとても面白かった、けど「文豪が〜〜」というより多くの作家が特定の作品風アレンジだったのがすこし残念だった。いやまあたとえば暗夜行路以外の志賀直哉風とかってかなりレベル高いというか普通の人に笑ってもらうのが難しいとは思うんだけど……
    だからむしろ「あの人がカップ焼きそばの作り方を書いたら」的な感じで、文豪以外の有名人風のたくさん書いてみてほしかった。この本でいちばん好きだったのも文豪ではなく「暮しの手帖」風のやつです。笑

    でも面白いものを書いてくれたなー!文章でのモノマネショーってかんじ。本当に単純な文体だけでなく、文体は内容にも影響を与えるのだなと意外にまじめなことも考えさせられました。

  • 浅いし飽きる。
    企画は面白いけど、ネットのまとめレベルの話だと思いました。いけだはやとは、くすりとしたけど。

  • 超絶くだらない。でも超絶おもしろい!
    この著者のお二人ものすごい才能のむだ使いって感じで最高。
    あ〜〜わかる〜〜ってなります。
    こうやって並べてみると作家の文体ってやっぱりみんなそれぞれ違うんだなぁ。
    作家だけじゃなくて、週刊誌とか芸能人の口調とか、ヴィジュアル系の歌詞あるあるとか、そんなんもちょくちょく絶妙に挟まれてて腹よじれます。
    シェイクスピアとか松尾芭蕉とか中原中也とかもあって、しかもそれが全力でふざけにきてて笑わざるを得ない。一見馬鹿にしてるようだが、しかしそこにただならぬリスペクトを感じた。
    私の一番のお気に入りはドストエフスキー。
    うるさいな!僕は!僕はだな!世界で一人!で悔しいけど何度読んでも大爆笑。

  • いろんな人の文体を真似してカップ焼きそばを作る本。着眼点もその才能もめちゃくちゃ凄い。面白い。

    尾崎世界観の帯コメントがセンスなくて、それが残念。。。

  • それぞれのカップ焼きそばの作り方が、それっぽく書かれていて面白かった。

  • その人の書き癖というか わかるわかると
    思いながらあっという間に読めてしまう
    電車の中で読むには不向き
    背表紙が恥ずかしい 失敗しました

  • 良い意味でくだらない。何も考えず気楽に読める。
    松尾芭蕉、尾崎豊、坂本龍一と村上龍の対談、稲川淳二あたりは笑った。
    三島由紀夫にカップやきそばを書かせると、恍惚と背徳みたいなものが涌いてきて、胡散臭い格調高さが出てくるのが興味深い。

  • 色んな文豪達の文脈や、作品の一部を引用してカップ焼きそばを作るだけの本
    「芥川龍之介とか夏目漱石とかまるまる一冊読めない!でも興味はある」
    みたいな人にはおすすめかな

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著者プロフィール

1978年、大阪生まれ。フリーライター・編集者。一般企業に勤めたのち、写真週刊誌『FLASH』の記者に。その後『マンスリーよしもとプラス』編集を経て、海外放浪の旅へ。帰国後『ニコニコニュース』編集記者として活動し、のちにフリーランスとなる。雑誌は『ポパイ』『ケトル』『スペクテイター』などカルチャー誌を中心に執筆。ウェブでは『やまもといちろうメルマガ』編集、『本の雑誌』『論座』などに寄稿し、その他マンガ『アイアムアヒーロー』のリサーチなども行う。著書に『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(菊池良との共著、宝島社)、『おーい、丼』(ちくま文庫編集部編、ちくま文庫)。マンガ原作に『めぞん文豪』(菊池良との共著、河尻みつる作画、少年画報社。『ヤングキング』連載中)。

「2021年 『台湾対抗文化紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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