北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし (宝島社文庫)

  • 宝島社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800272119

作品紹介・あらすじ

一年の半分近くが冬となる極寒の地を治める伯爵リツハルドは、夜会で出会った男装の麗人、元軍人のジークリンデに目を奪われ、思わず告げる-「自分と結婚してください!」と。一目惚れから始まった、オーロラが空を彩る地での、一年間のお試し婚。トナカイを狩り、解体&仕分け&熟成。摘んだベリーは保存食に。伝統工芸品を作る合間に、凍結湖で魚釣り。自給自足の狩猟民族的スローライフを通して、奥手な二人は無事、正式な夫婦となれるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 極夜がある、北国のお話。
    主人公と異国人とが出会い、主人公がプロポーズ。
    北国の生活は異国と違うので、1年間生活してみて結婚を決めてほしい。
    一人で生きてきた主人公の生活が、未来のお嫁さんを迎えて華やいでいく。
    物語は1年経つ前に終わってしまった。
    さいごに未来のお嫁さんの日記があり、とてもほっこりした。
    北国の生活、刈りや犬ぞり、農業、木工などの記述があり面白かった。
    オーロラ、極夜、体感してみたいな。

  • ラノベを読むキッカケになった本。とても好きです。続きは取り寄せて全部読了したが、文庫で出して欲しい。買うから。

  • 「なろう系」と評しているレビューもあるが、異世界転生や悪徳令嬢などの流行りものではなく、丁寧な描写で根強い人気を勝ち取った作品だと思う。参考文献の多さが雪国での厳しい暮らしのリアルさを裏づけているのだろう。異邦人を好まない保守的な老人たちや、毎日働き詰めでないと生きていけない環境は「主人公が苦労せずトントン拍子」と評するには無理がある。愛ある筆致で淡々と書いているがゆえに、そう見えるだけだと感じる。作家買いを決意した作品。

  • なろう系の小説をもしかしたら初めて読んだかも?文体が箇条書きの羅列みたいで独特ですが慣れれば読み進めることはそこまで苦ではなかったです。
    なろう系の小説てみんなこんな感じなのだろうか。苦難や葛藤は少なく都合が良すぎるほどに物事がさくさく進む。ストレスがないのが特長?
    内容はとても興味深くおもしろかったです。極寒の地北欧の最果てでの暮らしが丁寧に描かれていて楽しかったです。
    続巻があるみたいだけど文庫化していないようです。彼らの暮らしをもう少し読んでみたいので文庫化してくれるとうれしいです。

  • こういうの好き!

  • 恋心も交えてすごく丁寧に、そしてリアルに描かれている、主人公たちの生活の様子が面白い。読み終わった後で巻末の参考資料の量を見て納得。続きが読みたくて待っているけど出る気配がないので、書籍の方で集めた方がいいのかも。

  • 北の果てでの過酷な生活なのに、ほっこりする。
    つい何度も読んでしまう。
    読んで、ちゃんと暮らさなくては、といつもの生活を丁寧に過ごしたくなる。

  • 購入当日に一気読み
    静かに温かい2人の愛情にこちらが幸せになるそんな物語でした。
    残り3巻の一刻も早い文庫化を心待ちにしています。

  • ファンタジーかと思って読んでいると、口調や生活様式が変に現代的で違和感が。
    酷寒の猟生活は読んでて楽しかったです。
    ただ寒い国の生活をさらっと紹介するに過ぎない内容になってしまっているので、もうちょっと深い部分まで描いて欲しかったです。
    さらりと読めるし楽しいのですが、キャラや設定が良いだけに軽すぎちゃって残念。

  • ふおおおおなんてかわいいお話なんだ。お腹がすいて誰かを慈しみたくなるよー。二人とも照れ屋さんで可愛すぎかよ!と要所でつっこみたくなったわ。
    二人がすえながく共に暮らし慈しみ合い、幸せでありますように。

    個人的には熊の旦那すきだわー(・∀・)

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著者プロフィール

長崎県出身。2012年9月から執筆を開始し、WEBにて発表。2015年8月「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」(宝島社)でデビューに至る。

「2019年 『薬草園で喫茶店を開きます!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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