- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800278173
感想・レビュー・書評
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テレビによく出ている本郷先生と中野先生の対談形式の戦国武将の精神分析をするという本。
与太話的な多いが、現代から見たときに当時何故そんな事をしたのか理解ができないような話も確証があるわけでは無いが、心理学や精神医学的な観点からこんな見方もできるよという内容。話半分ぐらいで楽しむのがいいと思う。
本郷先生の新書って時々口述のものを本にした感じのものが前あったけど、今回もそんな感じの本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白い切り口だった
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異なる学問の融合は時に奇跡を呼ぶ。日本史上の人物を脳科学の視点で解釈するとどうなるか。本郷和人、中野信子。大御所二人のコラボが産んだ奇跡の一冊。
なぜかセブンイレブンの店頭に多く並んでいるのでついつい手に取った一冊。
戦国武将を脳科学から解釈するとどうなるか。これが面白い。今まで時に不合理、残虐だった武将の行為なんかがある意味合理的に説明されていく。
歴史学には動機は推測でしかなく事実のみしかないかもしれない。全く異なる学問の視点はきっと歴史学の発展に大いに貢献することだろう。
気軽に読んでしまうのが申し訳なかったぐらい楽しくあっさり読めた一冊でした。 -
中野信子先生の対談方式の本なので、軽い読み物だから、サクッと読めて面白い。
「戦国武将の五人にひとりはサイコパス!」
ってことは、世の中の経営者も、五人にひとりはサイコパスなんじゃ⁈と思った次第。
さらに -
受験のために暗記しただけの武将だけど、サイコパスだったり愛着障害だったりの要素があるかもっていう分析がされていて、生きた時代は違うけど同じ人間なんだなと感じた。
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歴史上の人物を精神分析するなんて、おもしろくてたまんないです。
今のような精神科の考えがなかった時代、信長のような人に使えていた人は大変でしたね。
秀吉はラッキーだったけど、明智光秀は可哀想。
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中野信子さんが好きで読みましたが、歴史もこういう観点で見るとまた違った面白さがあります。対談形式なので内容が入ってきやすかったです。本郷先生の著書も読んでみたくなりました。
母親が子供を自分の一部と感じている。子供が独立して遠くに行く時に痛みを感じたりする。性別が一緒の方が、同じ仲間と思いやすいのでより妬みや、独立を阻みたいという気持ちも強くなる。…うーんなんかすごく分かります。
武田信玄や上杉謙信の話など面白く読みました。 -
テレビでおなじみの学者さんお二人による戦国武将の精神分析。
戦国武将なんて多かれ少なかれだいたい頭おかしいやろー、なんて思いながら読み始めましたが、いやいやこれがなかなかの名著。
色んな専門用語?出てきて少し難しいとこもあるけどマジ面白いです