- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800281326
作品紹介・あらすじ
30品のレシピを完全再現!!英雄たちが愛した料理からひもとく、"英雄×料理"=歴史書!!
感想・レビュー・書評
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古代ローマとか再現してるのが凄いよなぁ
クレオパトラのモロヘイヤスープは
味の想像がしやすい方です
アレクサンドロス3世
アレクサンドロス風 オリューザ肉団子添え
聞いただけじゃ
何の料理か全然わかんないけど
再現してくれてるから大丈夫
レシピを見ても
ちょっと首をかしげてしまう感じなのですが
かなり昔から スパイスを多用した
料理だったんだな と言うのが面白いですね
砂糖がなくて 蜂蜜多用とか
料理工程も多いんです
皇帝たちの料理には
人手がかけられてますね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「歴メシ!」と同じ著者による、歴史上の英雄たちに特化した再現料理集。
前作で宮廷料理に特に人気が集まったため、この一冊となったらしい。
こちらもまた、ブク友さんのレビューに誘われての読書。
記事は一段と詳しく面白く、写真も更に美しくなっている。
ラムセス2世 クレオパトラ7世 レオ二ダス1世
アレクサンドロス3世 ロムルス カリグラ
チンギス・ハン クビライ インノケンティウス3世
ロレンツォ・デ・メディチ カトリーヌ・ド・メディシス
フェリペ2世 モクテスマ2世 エリザベス1世
マリア・テレジア マリー・アントワネット
なんとまぁ錚々たるメンバー!
一堂に会してなくて良かったわ・笑
しかしこれだけではないのだ。
スペシャルコラムでは「コロンブス」と「ジャンヌ・ダルク」「ベートーヴェン」が登場する。総勢19名。よくぞ調べ上げ、そして作ってくださいました。
前作ではフルコース料理だったが、こちらは先ず英雄そのひとについての解説がありここだけでも面白い。生涯のどこをどう切り取るか、それがとても巧い。
次に、その人生を代表するような料理が1品か2品現れてその解説とレシピ、という構成。
つくづく思うのは、料理ってもっと自由でも良いのだなぁということ。
お米をオレンジ果汁で炊いたり、ぶどうジュースで炊いたり(しかも美味しそう)
鶏肉をローズウォーターでピンク色に茹でた料理とか、もう想像のはるか上を行く。
特に面白かったのは、カトリーヌ・ド・メディシスがイタリアからフランスに嫁いだことにより、フランスの料理が大きな転換点を迎えたというが、その料理のひとつがあまりにも簡素なパスタだったこと。
茹でたペンネにシナモンと砂糖を加え(八つ橋風?)更にチーズで和えるというもの。
それでも16世紀のフランス人にとっては初めて食べるパスタだったらしい。
そしてバスチーユ襲撃の一年前に、マリー・アントワネットが食べていたという晩餐会のメニューも。何と全50品という豪華さ。いやぁひと目見たかったものです。
そしてワタクシはチンギス・ハンのラムチョップ入りカレーを作ろうと画策中。。。
ブク友さんたちがいつも面白い本を選んでくださるので、今回もとても楽しめました!-
nejidonさん、こんにちわ!(^o^)/
ぎゃはは。食べ物への執念は洋の東西を問わず深いですね。(笑)
ラムカレーは美味しく...nejidonさん、こんにちわ!(^o^)/
ぎゃはは。食べ物への執念は洋の東西を問わず深いですね。(笑)
ラムカレーは美味しく食べられましたでしょうか?私も食べたい!(^o^)
チーズ入り八つ橋は・・・えっと・・・私はやはり餡子がいいかな。(^_^;
あと、ぶどうやオレンジ味のごはんってどうなんでしょうね・・・。(^_^;
家庭で簡単に作れそうですが・・・、誰か試してみて感想を!(笑)
ということは、私は食への執念はそれほどでもないということかな?(笑)
ラムセス2世とインノケンティウス3世、それにフェリペ2世の食卓には興味があります!2018/08/12 -
mkt99さん、こんにちは(^^♪
コメントありがとうございます!
ふふふ、これは秋のお話会にむけての準備なのですよ。
「食欲の秋」と...mkt99さん、こんにちは(^^♪
コメントありがとうございます!
ふふふ、これは秋のお話会にむけての準備なのですよ。
「食欲の秋」というテーマで、何冊かブックトークに使おうかと思いまして。
秋でなくとも、食べ物の話はいつでもどこでも年齢を問わずみんな大好きです。
お寿司の本なんて、子どもたちが生唾をゴクッと飲み込む音が聞こえたりして(笑)。
それに、食べ物の話を扱う以上は、実際に作って食べてみたという話も必要ですし。
ラムカレーはね、レシピに従って作ってみたら「あらら、カレーだったわ!」という感じです。
ルーなんてものはない時代の料理ですから予測もつきませんでした。
ええ、それはそれは美味しかったです!!
ぶどうやオレンジジュースで炊いたお米というのは、スイーツになるのです。
日本人だからどうしてもお米は主食としての白米のイメージですが、諸外国は野菜という捉え方のようで。
次はそれにチャレンジする予定です。
ただどうしても入手出来ない素材というのがあります。
輸入食材を扱う店舗まで行けば良いのですが、そこまでの熱意はなくて・・(お金も・笑)
ラムセス2世とインノケンティウス3世は、食材がそもそも揃わず。
フェリぺ2世はあまりにもお肉だらけで(あらゆるお肉を一緒くたに料理するのです)ごめんなさいでした。
時代ものの料理(?)というのは、料理そのものへの情熱が試されますね。
私はどうやらやっと入門できるかなという程度のようです。2018/08/14
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クレオパトラ、チンギス・ハン、エリザベス1世・・・世界史を
彩る英雄たちの食卓。彼らの食事を資料・文献から探り、再現。
歴史上の人物の食卓を推理したレシピ&エピソード集です。
再現たって簡単な事ではありません。
資料だって断片あり、食材を列挙しただけ、おおまかな調理法、
わからん調味料の配合等、探るのは大変。
英雄たちはこのようなものを食べていたのであろうという想像、
現代の者でも味わうことができるレシピの創造、脱帽です。
食材はその時代、土地で入手できたであるものを使い、
入手できないものはがちょう→鶏のように代用しています。
遥か昔の彼らの日常に想いを巡らせて、レシピを眺めるのも良し。
料理して味わうのも良し。ロマンです(^^♪
さすがにモンゴル勢は羊がメイン。
フェリペ2世のメカジキのステーキはすぐにでも調理出来そうです。 -
歴史上の有名人は何を食べていたか?
歴史の読み物としても楽しめる面白い本だった。
料理は意外と手の込んだものも多い。
比較的簡単に出来そうなクレオパトラのモロヘイヤスープを作ってみた。
そういえば、モロヘイヤの売り文句はクレオパトラも食べていた。だったような。
まずまず普通に美味しかった。
こういう本を読むと、遠い歴史上の彼らが身近に思えるから不思議。
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鶏肉のパイ包み焼きが一番美味しそうだったが、カリグラが食べてたとは書いてない…
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『歴メシ!』と同じく古代から近世までの食生活を解説し、再現料理のレシピを載せている本だが、これは歴史上の著名人に絡めているので、クレオパトラやマリー・アントワネットはこんなものを食べていたのかと料理が身近に感じた。
東洋からはチンギス・ハンとクビライしか参戦していないのがちょっと寂しい。
個人的には中世からルネサンス期のスパイス使いが面白かった。 -
歴史の中に出てくる人物たちが食べていた料理を文献からおこし、現代の食材で再現したレシピ本。
その土地、その時代でも変わっていくが、美味しいものを食べたいというのは変わらない。
歴史や食にまつわるコラムと連動しているので、あの歴史上の人物はこれが好きだったのかぁと妄想に浸るにはもってこいの一冊。 -
こういう本好き。
実際に作った出来上がりの写真もいいし、人物紹介を兼ねた歴史の一場面の説明も多すぎず気楽に読める。
でもってやっぱり、いくつかは自分で作ってみたいです。
宮廷料理はそりゃおいしそうだし、いくさ飯も興味深い。 -
歴史とレシピのベストバランス。
ぶどうジュースでソテーとかに酸味と甘みをつけること多々なのは驚いたし、それきっかけで初めて炒め系をワインビネガーで仕上げるの試してみたらうまかったー
それをまた、カイロネイアとかテルモピュレーとか考えながら食べる、また楽しからずやですよ