響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800283016

感想・レビュー・書評

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  •  本シリーズは短編エピソード半分とサイドストーリー半分の構成で、サイドストーリーの方は本編に近い物語性があり、大変面白かった。
     高校生活や部活をリアルに追体験出来、また、高校生の人間関係や心理描写がリアルであった。

  • 卓也と梨子の関係が深掘りされているのが良き。互いにまっすぐに思いあっているのがすばらしい。卓也が東京に染まらないことを願ふ。。
    あと、優子が夏紀にデレをみせるところも良き。

    アンサンブルコンテストはストーリー自体おもしろいけど、是非演奏音ありのアニメで見てみたいです。

  • 小説としては
    主人公となるべく人を決めて
    そこから話をするのかもしれないけど、
    その場所にいるのは一人だけではなくて、
    いろんな人たちが
    いろんな想いを持っている
    その場所にいなくなった人も
    想いを残したり、
    伝えたりしている
    当たり前だけど
    みんな自分の想いを抱えていることを
    思い出させてくれます。
    短い話が多いからこそ、
    いろんなところに視点が切り替わって
    面白いです
    この書き方で本編を進めたら
    どんな感じになるのだろう

  • 累計140万部突破!
    「響け! ユーフォニアム」シリーズ全体の10冊目は、全国大会出場を逃した北宇治高校吹奏楽部3年生の卒業の日をはさんで、短編12と中編ひとつが収録されたぜいたくな一冊

    全13編、それぞれ中心人物が変わるユニークな構成で、部員の日常、新部長の初仕事、旅立ちの日、卒業後の学生生活などが描かれる

    イケメン顧問滝昇の音大時代のエピソードも見逃せない

    公開がスタートした映画「リズと青い鳥」もあわせてためしめる

  • 8月4日に映画になります、響け!ユーフォニアムの
    原作は短編13のうちの100ページほどの部分ですが
    過去2シーズンと劇場版+リズと青い鳥で予習した
    アタクシにとって、親戚よりも身近で感情移入する
    作品なので、グイグイ読めて上映が楽しみな状態w
    映画以外の短編も、過去から未来に目線を変えての
    北宇治高校吹奏楽部の小さな想いのアレコレを楽し
    めるのでお勧めです(´・ω・`)

  • 時間が前後していくところが良い。それぞれの世代の青春。

  • 短編も面白かったけど、特にアンコンの中偏が楽しかった~♪。ネガティブな話が全くなかったから、安心して楽しく読んでいられた~! 次巻は最終章だけど、最終章は読むの、怖いな><。暗い話はわたし、すごーい苦手なのよ><。最終章、そこまで暗い話じゃないといいな! アンコンの話は色々な知らない曲の名前が知れて、楽しかったー! そしてこのアンコンの話と短編で、みぞれさんがすごーい成長していたことが分かった! もうみぞれさんは安心だね! 良かった良かった!

  • 【再読】あすかたちが卒業し、夏紀たちが卒業するまでの一年間の出来事に、滝先生らの学生時代のエピソードを加えた短編集。12編のSSにアンコンに纏わる中編からなり、いずれも本編を補完する内容で楽しく&しんみりしながら読み進めることができました。第一話のタイトルに"Fine"とあり、ん?となりましたが、ラストエピソードを読み終わってそのタイトルに"D.C."と書いてあるのに気が付いて、なんとも粋な構成だなと思いましたよ。

  • 感想は1巻に

  • 吉川優子の代を中心とした短編集。
    こういう短編集があることで、『響け!ユーフォニアム』シリーズは久美子が主人公であるが、吹奏楽部部員達の群像劇でもあるということを再確認できる。
    十一章めの卓也と梨子の話がお気に入り。

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著者プロフィール

1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年に出版されデビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』がテレビアニメ化され話題に。同シリーズは映画化、コミカライズなどもされ人気を博している。2020年に『愛されなくても別に』が第37回織田作之助賞の候補に、また2001年には同作で第42回吉川英治文学新人賞を受賞。その他の著作に、「君と漕ぐ」シリーズ、『石黒くんに春は来ない』『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『どうぞ愛をお叫びください』『世界が青くなったら』『嘘つきなふたり』などがある。

「2023年 『愛されなくても別に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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