響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫)
- 宝島社 (2018年4月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800283016
感想・レビュー・書評
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本シリーズは短編エピソード半分とサイドストーリー半分の構成で、サイドストーリーの方は本編に近い物語性があり、大変面白かった。
高校生活や部活をリアルに追体験出来、また、高校生の人間関係や心理描写がリアルであった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
卓也と梨子の関係が深掘りされているのが良き。互いにまっすぐに思いあっているのがすばらしい。卓也が東京に染まらないことを願ふ。。
あと、優子が夏紀にデレをみせるところも良き。
アンサンブルコンテストはストーリー自体おもしろいけど、是非演奏音ありのアニメで見てみたいです。 -
累計140万部突破!
「響け! ユーフォニアム」シリーズ全体の10冊目は、全国大会出場を逃した北宇治高校吹奏楽部3年生の卒業の日をはさんで、短編12と中編ひとつが収録されたぜいたくな一冊
全13編、それぞれ中心人物が変わるユニークな構成で、部員の日常、新部長の初仕事、旅立ちの日、卒業後の学生生活などが描かれる
イケメン顧問滝昇の音大時代のエピソードも見逃せない
公開がスタートした映画「リズと青い鳥」もあわせてためしめる -
時間が前後していくところが良い。それぞれの世代の青春。
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感想は1巻に
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吉川優子の代を中心とした短編集。
こういう短編集があることで、『響け!ユーフォニアム』シリーズは久美子が主人公であるが、吹奏楽部部員達の群像劇でもあるということを再確認できる。
十一章めの卓也と梨子の話がお気に入り。