- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800284075
感想・レビュー・書評
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映画はまだ見てない。見に行きたいけど行く時がなく・・・
先に読んでしまったけど、登場人物の俳優さんが頭をよぎるので、見てる感覚で読んだ?っていうか。
6人とも血は繋がってないけど、他人の方が絆が強いっていうのが印象的。
正道から反れた人たちだけど、また一緒に住めたらいいのにって思う。 -
「万引きしか教えてあげれるものがない」このセリフになんとも言えない悲しさと切なさを感じた。
誘拐や万引きといった、犯罪である行為で繋がっている血の繋がっていない家族達だが、その中での温もりや優しさをみてると、法律って応用の効かないものだなぁと感じる反面、法律がないと人間って、人助けのつもりだったと何をしてもいいってことになるからなぁとモヤモヤした気分になった。 -
是枝裕和監督が自らノヴェライズした『万引き家族』を読んだ。
小説としても素晴らしい出来だが、順番としてはやはり映画を観てから読むべき本だろう。映画の中には直接描かれていない背景がくわしく描かれていて、映画がより深く理解できる。
是枝監督には作家としての才能も十分ある。弟子の西川美和も然り。
とくに、安藤サクラが刑事の前で涙を流す場面と、リリー・フランキーと城桧吏が別れるあの場面では、細やかな心理描写が胸に迫る。
「一度でいいから、『ママ』と呼んでもらうんだった。信代は、そう思った」……うぅぅ、泣ける。 -
映画を是枝さんが小説化した
作品らしい。
監督だけじゃなくて
小説も書けるのね、すごい