日本の給料&職業図鑑 パーフェクトバイブル

  • 宝島社
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感想 : 10
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  • 本 ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800289070

感想・レビュー・書評

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  • ゲームの攻略本みたい。
    キャラクターが凄く強そうなのと弱そうなののギャップがまた楽しい。
    どの職種にも平均月給が書かれているんだけど、半分以上が平均を下回っているのよね。
    今の日本を考えれば当たり前なんだけど、これじゃ若者も希望が持てないよねぇ…とちょっと悲しくなってしまった。

  • 2022年8月24日読了。日本の様々な職業とその給与(月給)をRPG風イラストと共に紹介する本。コンセプトは面白い。この本を読んで感じることは、「○○を作り出す仕事」「△△のスキルが身につく」とかは物は言いようで結局どの職についても言えることで、「こんなことできたらいいな」と仕事に対し漠然とイメージを持つのはいいが、「具体的に何をどう扱うか」を考え体験することのほうが大事ということ。様々な情報を平均化すれば月給も出せるが、地位も働き方も人それぞれであり「■■は□□の何倍も給与がいい!」とか考えてもあまり意味がないということ。設備投資などが必要な職もあり、企業がそれを提供してくれる職と個人事業主ではだいぶ状況も違うわけだし。ジョブ、と固定的に捉えるよりもこれらは「スキル」と考え、どのスキルを複合的に身につけるか考える方がこれからの世の中を生きるためには必要な思考かもしれない。

  • 今まで出ている日本の給料&就職図鑑 プラスや女性の仕事を全部まとめた冊子なので、初めて読む人はこの本を一気にまとめて読んでもいいと思います。
    今まで他の冊子で文字だけしか紹介されていなかった仕事もイラスト付きで
    紹介されていてかっこいいです。
    警察官のイラストがいまいちすぎて残念ですが、
    カラーコーディネーターやマグロ漁師のイラストがすごくかっこいいです。

  • どんな職業でもやることは地味だった。エンジニアやイラストレーターは妄想を具現化できて、2次元のような世界を実現できて華やかなイメージだから人気職。しかし、コーディネーターやプロデューサーは仕事の広い部分を担当するだけだし、コンサルタントやカウンセラーは専門知識のある相談家で、販売員や専門職は企業に属しているだけ。名前はかっこよくても、仕事の内容自体は単なる仕事でしかない。非日常を味わえてエンタメ性のある職種なら、プロゲーマーや芸術家ぐらい、しかも仕事だから責任や期待が求められるから自由も遊びも許されない。どの職種にも、①顧客②属す環境、があって、国/企業/組織/個人、のどれに属すかが違っていた。本書は2次元なイラストが盛りだくさんだけど、実際に掃除や配達のバイトをしてれば、やってることは淡々とした地味な作業で、頭の中で描かれる華やかで壮大なイメージには程遠い。仕事に期待しすぎるのは良くない。仕事を人生の楽しみになれたら良いけど、みんな仕事は本当はしたくないから、生きていくための最低条件として取り組んだ方がいい。むしろ趣味や生きがいに全力を注ぐ方が人生楽しめる。

  • こんなに貰ってないよ(笑)
    ゲーマー?プログラマー?用語が意味不明な
    ところもあれどイラストとフィーリングで読める。
    農家が作る作物によってかなり差が出てくるの
    考えればわかることなのにわかってなかった。
    でもこんなに貰ってないよ;;

  • ガーナのおすすめ本商会(4)

    今回は図鑑を紹介したいと思います。

    「日本の給料&職業図鑑」という本です。

    この本をオススメしたいな、と思った理由は、イラストや仕事の紹介がゲームのRPG風に表現されているのがイケてるからです。

    例えばドラクエみたいな感じです。
    普通の職業図鑑を見るよりも、子どもが「こういう仕事(キャラ)になってみたいな!」とか
    「かっこいい!」
    とか、仕事の内容をゲーム風に書いてあるのは夢を持ちやすいと思うのです。

    もう小4なので、仕事って実際は大変だし、ゲームみたいにいかないことはもちろん知ってはいます……。

    でも、この本は大人が見ても自分の就いている仕事がこんな風にかっこよく表現されているんだーって思えるし、自分はこの仕事でよかったなぁ、と思えるんじゃないかな、とも思いました。

    ゲームのキャラのような職業イラスト以外にも魅力的なのは、実際にする仕事の内容やその職業に就くためにはどうすればいいかを現実的に“前向き”に書いてあるところです。

    たとえばユーチューバー。

    簡単にはなれないし、お金もたくさんもらえないかも……とうっすら書いてはあっても、暗いところやマイナスなところをあまり書かず、いいところをたくさん書いてある部分です。

    実際になるのが大変な仕事でも、気楽な気持ちでチャレンジしてみたいなと思わせてくれる内容なのです。

    なぜそんなことを考えたのかというと、いま、周りの大人からマイナスなこと、それは無理だとか、大変だとか言われてばかりで、卑屈になっている子どもが多いと思うからです。たとえば学校の友達にも、将来の夢が無い子が多くて
    「◯◯ちゃん、何になりたい?」
    って聞くと
    「あんまり無いな……、大人になって食べていける仕事がいいな」
    とか、そんなこと、いまから言ってどうする?
    と思うほど真面目というか、楽しくないというか、ネガティブな子の多さに私はびっくりしているんです。

    そういう子に、この本をぜひ読んで欲しいのです。こんな職業もあるんだよ!
    面白そうだよ!

    と伝えられたらなと……。 

    もうひとつ、これは私が感じていることですが、まわりにいる仕事をしている大人で、かっこいいなと思える人がほとんどいない……、楽しそうに仕事をしている大人があまりにも少ない気がします。

    憂鬱そうに仕事に行く姿しか見ていなければ、仕事は辛いものだと感じてしまう子が多くなるのもしかたがないのかもしれません。反対に、親がたとえば看護士とかで、人を助ける仕事に誇りとやりがいをもって仕事しているのなら、子どもも仕事することに夢を持てるのでは(べつにその子が看護士にならなくても)と思うのです。

    この本のタイトルにあるように、それぞれの職業には平均給料が大きく載っていますが、そもそも仕事に夢を持っている周りの子が少なく、お金儲けすら考えていないように思います。
    とにかく何も考えずにイラストだけでもいいから
    「この職業かっこいいなぁ」
    とか
    「これかわいい」
    とか、そういう風になら憧れられるはず……。

    そんな私(ガーナ)の夢は“アナウンサー”です。
    理由は、世界中のいろんな場所に行って過酷なところにも行って、たくさんの人たちの状況を伝えたいと思うからです。
    もちろん、また夢は変わるかもしれないけれど、いつでも
    「かっこいい、やってみたい!」
    とやる気はメラメラです!

    2019/09/03

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