セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 167
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800290007

作品紹介・あらすじ

ドラマ化決定の大人気シリーズ、最新刊です!

山中で死んでいた男の死因は、餓死だった。
胃の中に大量の漆が見つかったことと、真新しい法衣を身に着けていたことから、
絵麻たちは男が何らかの儀式をしていたのではないかと疑う。
やがて絵麻と西野は男が出家していた宗教法人・神護浄霊会に辿りつく。
しかし、男を監禁したらしい教徒の取調べの最中、予想外の事態が起こって――。
いっぽう、幼い娘の脳腫瘍を祈祷によって治そうとしている母子を心配した西野は、
幼馴染で看護師の琴莉に相談する。

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤青南『セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻』宝島社文庫。

    テレビドラマも好調なシリーズ第7作。お陰で楯岡絵麻や西野の姿がイメージしやすくなった。

    テレビドラマの原作に対して言うのも変なのだが、随分とテレビドラマを意識した描写や作りが目立つようになった。毎度お馴染みのなだめ行動にマイクロ・ジェスチャー、三つのFだけでは長編となると些か苦しく、中短編くらいが丁度良いかも知れない。

    山中で発見された男の変死体。楯岡絵麻の手に掛かれば発見者の医師の不倫も暴かれ、変死事件に関わる宗教団体の秘密さえ暴かれる。

  • これまでのシリーズを読んでいたので、迷わず購入。
    が、偶然にも「ネタ」が二冊前に読了した本とカブる(^ ^;
    と言っても、事件の「背景」に共通項があるだけで、
    もちろん全然違う事件で違う仕上がりである(^ ^

    こちらは...ハナから「漫画っぽい」話なので、
    「そーゆーもの」として楽しく読みました。
    サイドストーリーが豊富で、
    いい意味で期待を裏切る展開も抜かりない(^ ^

    が、ちょっと「パターン化」し過ぎてきたか(^ ^;

    「安心して読める」とイコールではあるが、
    全体的にやや予定調和感があると言うか、
    緊張感が薄れてきていると言うか...(^ ^;

    「ロマンス」の話も嫌いではないが、
    展開が読める...と言うか「お約束」感(^ ^;

    シリーズが進むってことは、
    そう言うことなのかも知れませんが....
    もうちょっと「ドキドキ感」が欲しいかな、
    と言う分、⭐︎一つ減にしてみました(^ ^;

  • 今回も長編で、かつ筒井コンビとのタッグは読んでいて面白い!プロの詐欺師に騙されないのは難しいと改めて感じた。

  • シリーズ第7弾。エンマ様らしさも多く、展開も二転三転ありで面白かった。相棒西野も大活躍。元カレも登場し新しい展開への予告的なところもあり。シリーズ初期にあった取調室での攻防をもっと描いて欲しい。

  • +++
    行動心理学で相手のしぐさから嘘を見破る美人刑事“エンマ様”こと楯岡絵麻。真っ白な着物を着た男性の餓死死体が河川敷で発見された。胃の中に漆が見つかったことで即身仏を試みたと思われたが、遺体には監禁された跡があった。宗教団体の関与を疑って赴くも、信者らに嘘をついている様子はない。しかし聴取の途中で驚愕の事件が起こり―?鮮やかな手腕で嘘を暴く痛快心理ミステリー!
    +++

    エンマ様・楯岡絵麻の捜査手法にもすっかり慣れた。だが、取り調べられている被疑者にとっては、一刻も油断できない相手であり、いくら気をつけていたとしても、微細行動によってその犯行が暴かれてしまう。今回のターゲットは宗教団体ということで、嘘をついている自覚がないまま、事実と異なる主張を繰り返すなど、厄介である。だが、粘りに粘った末に、やはり勝利の女神はエンマ様に微笑むのである。このお決まりの設定が気持ち好い。まだまだ続いてほしいシリーズである。

  • 前作に続いてまたも長編。読み応えあるのにサクサク読めました。
    犯罪心理分析班とのちょっとしたリンクもあり、佐藤青南ワールドがますます楽しみです。

  • 多摩川河川敷の側で見つけた異様に痩せた男に蘇生措置をした京浜大学付属病院の医師・富田和生。救急搬送中に「餓死」した男性はー

    ◆エンマ様はそうでなくちゃなー←って認めてて顔がニヤけてたのを指摘されちゃう筒井さん可愛い!!!どこぞのグルの容姿や洗脳や修行の様子が思い浮かんだらまんま固有名詞出ちゃったよ…(笑)出た!このサイコパス野郎!←と言いつつサッドフィッシュの自己記録見直した(笑)怖いな、洗脳って。それまで当然と思ってたことが当然でなくなった新橋ガード下祝勝会wwてか、西野ーー!!!

  • エンマ様シリーズ第7弾。
    教団の信者と思われる人物が餓死状態で発見される。修行の事故か事件か・・・・のお話。

    エンマ様から見れば宗教活動というものにはカラクリがあることも丸見えなのでしょう。そんなエンマ様でさえもサイコパスな彼に恋をした時もあったようで・・・
    本作は宗教という難しいテーマになっておりますが読みやすく仕上がっております。

  • ドラマを観て興味を持った。行動心理学にも興味があるので、興味深く読むことができた。

  • 今作は今までのシリーズとは関連性がなかったので思い返すことがなくて読みやすかった。西野妬けるぜ!

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著者プロフィール

佐藤 青南(さとう せいなん)
1975年生まれ。男性。
熊本大学法学部に入学するが途中で除籍し、上京してミュージシャン活動を行う。『ある少女にまつわる殺人の告白』で第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2011年同作でデビュー。2016年、『白バイガール』(実業之日本社)で第2回神奈川本大賞を受賞。

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