証言 長州力 「革命戦士」の虚と実

  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800294593

感想・レビュー・書評

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  • 証言人数が多いのは高評価。人によっては知っている話が多かった。特にミスター高橋の話は全て既出の情報。

  • 長州力について様々な選手や関係者のインタビューで纏めた一冊。

    どの選手や関係者も、面白かった。

  • 宝島「証言」シリーズの最新作は、
    予想通り長州力。何度も書いているように、僕はもう心の
    底から長州がキライ(^^;)なのだが、この手の本が出ると
    思わず手を延ばしてしまう。要は、長州に対する「悪口」
    が読みたい、という感じ。

    他の証言シリーズと同じく、19名ものプロレスラーや関
    係者が長州を語っているのだが、まぁ出てくること出てく
    ること(^^;)。特に谷津嘉章やキラー・カーンといったジ
    ャパンプロレス関係者やWJに関わってしまった人たちの
    談話が面白く、失礼を承知で言うのなら実にニヤニヤしな
    がら読めた。ただ、非常に意外なことに「長州も大変だっ
    たんだろうなぁ・・・」と思ってしまったのが本当に不思議。

    しかし、この本を読んで気付いたのは、もしかすると長州
    よりも断罪されるべき人間がいる、ということ。そう、地
    獄のアングルこと永島勝司氏。WJ旗揚げ前から借金をし
    ていた、というのは初耳であり、この段階でソレを一銭も
    返していない、という談話には正直驚いた。この人にはま
    だまだネタがありそうな気がする。

    こうなってくると次に読みたいのは「証言 WJ」かなぁ(^^;)。
    僕の中では今のところ世界で一番小っ恥ずかしい団体であ
    るWJを、証言シリーズの切り口で一冊にしてくれたら、ま
    た違った事実が見えるかも。

    長州関連の書籍の中ではいちばん面白かった。
    GKの逆襲にも大いに期待しています!

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著者プロフィール

1959年大阪府生まれ。幼少期より、少林寺拳法や空手を習う。1977年に新日本プロレスに入団。その体格と格闘センスの高さから将来を嘱望され、移籍した第一次UWFに至るまであらゆるリングで伝説の戦いを繰り広げた。
新日本プロレスに復帰後はアンドレ・ザ・ジャイアントらと名勝負を行い、「新格闘王」と呼ばれる。
第二次UWFを旗揚げすると、社化現象とまで言われるほどのUWFムーブメントを巻き起こす。UWF解散後は総合格闘技団体RINGSを創設し、総合格闘技ブームを牽引。
引退後はRINGSのみならず、HERO'Sスーパーバイザーを務め、現在はThe Outsiderをプロデュースしている。
読書家、刀剣鑑定家、骨董収集家としての側面も持ち、知識も豊富である。著書には「格闘王への挑戦」(講談社)、「無冠」(集英社)などがある。

「2021年 『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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