別冊映画秘宝円谷プロ怪奇ドラマ大作戦 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

  • 洋泉社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800301741

感想・レビュー・書評

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  • 怪奇大作戦をメインに恐怖劇場アンバランス、緊急指令10-4・10-10その他円谷プロで製作された怪奇ドラマのガイドブック。

    怪奇大作戦に関してはさすがに(商業誌では)「怪奇大作戦大全」で極めた感があるのでどうだろうとは思ったが前回の「ウルトラセブン研究読本」と同じ構成(ストーリー紹介、解説、関係者インタビュー)に秘宝ライター陣による思い入れを加えての内容で文句なしの出来。

    アンバランス、10-4・10-10は(これまた商業誌では)各話のストーリー紹介が無かったので今回のこの本での紹介は嬉しい限り。(怪奇もアンバランスもDVDは持ってるけど)
    特に10-4・10-10は2013年7月に待望のDVD-BOXが出るのでその予習にうってつけ。
    個人的には「君待てども」(DVD化希望)についてもっと詳しく載せて欲しかったけど…まあそれを差し引いても充分満足のいく内容。

    2013年4月に50周年を迎えた円谷プロ。
    大半が看板商品であるウルトラシリーズとオマケでその周辺のヒーロー物の特集や本を出してる中であえて怪奇ドラマのガイドブックを出したところはホント映画秘宝らしい。

    尚、151ページからの円谷怪奇俳優紳士録においての大村千吉の紹介文で「変わらぬ鬼気迫る狂気演技は特撮ファンも必見だ。」と書いてあるんだけど、この「鬼気迫る狂気」ってのは例の欠番作品に引っ掛けての言葉なんだろうな。

    • 本ぶらさん
      「緊急指令10-4・10-10」は、好きでした。
      「緊急指令10-4・10-10」は、好きでした。
      2021/03/09
  • いやあ、実に読み応えがありました。『怪奇大作戦』も『恐怖劇場アンバランス』もリアルタイムでは見ていなかったし、再放送でもほとんど見ていないのですが、本書でストーリーと解説を文字で読み、数枚の写真を見ただけでその面白さの虜になってしまいました。どの話も考え抜かれたストーリーと当時の社会を背景にしたテーマが、特撮による怪奇表現とマッチしていたのではないかと思います。今だったら撮れない話もいっぱいありそうだし。当時の関係者(みんな70歳、80歳になってますが)のみなさんのインタビューも非常に貴重な歴史の証言になるんじゃないでしょうかね。日本に帰ったら全話観るぞーっ!と誓ったのでした。

  • 【由来】
    ・「ウルトラマンが泣いている」をMediaMarkerで検索した時に関連本で

    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】

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