<映画秘宝>激動の20年史 (洋泉社MOOK)

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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800306692

感想・レビュー・書評

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  • 人生で一番開いた本かもしれない。
    それに生まれて初めて本の文字を蛍光ペンでなぞった。
    懐かしい映画のタイトルを。

    1999年の『マトリックス』の表紙の号からしばらく買っていた『映画秘宝』。
    ああもう20年以上も立つのね。
    大好きになった映画達も教えてもらえたし、映画秘宝的スタンスも身に染み付いてしまった気がする。
    ファビュラス・バーカー・ボーイズのお二人は私にとって
    ‘映画にめっちゃ詳しい憧れの悪い先輩たち’のイメージです。
    影響受けまくって、彼らの言う『いい映画』はいい映画、『悪い映画』は悪い映画になっていた頃もあったなー。

    20年間のベスト&トホホの他に秘宝的スターの面々のインタビューの再録、20年間を振り返るコラムなどの読み物も充実。
    1997年から2015年までのオタク的映画を知るには必須かも。
    蛍光ぺン片手に観た映画をチェックしたり、観たい映画の発掘も楽しい。

  • 「映画秘宝」って20年もたってるんだ。。。「この映画がすごい!」、「ロードショー」、「CUT」等々、廃刊、路線変更した映画雑誌があるなか、独自のスタイルをつらぬいてる姿勢は感服もの。いつまでもそのままでいてほしい。

  •  映画秘宝のベストテンが20年分。毎年200本くらい見ているはずなのだが、それでもベスト30で見ていない作品がたくさんある。あえて見たくない感じで見ていないものもあれば、全くスルーしてしまったものもある。今では全く顧みられていない作品も多くあり、映画は旬があり、その折々で見ておくべきであると改めて思った。
     『まぼろしの市街戦』『猟奇的な彼女』は見よう見ようと思いながら未だに見ていない。

    ベストテンで見てなかった映画
    1997『アナコンダ』『ドラゴン危機一髪97』
    2000『サウスパーク』
    2001『チアーズ』
    2003『ファムファタール』『アンダーカバー・ブラザー』『リベリオン』
    2005『トム・ヤム・くん』

     見なくていい映画も目一杯見ているのに、こうして紹介されていて見なかったのは何か宇宙の摂理みたいなものが作用しているのだろうか。

     とても読み応えがあった。

  • ”午後のロードショウ”のことを”午後ロード”って略してて、
    けっこう侮れないことを語っていた。共感!

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