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- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800306869
感想・レビュー・書評
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アメリカの歴史を、それぞれの時代に飲まれたお酒という切り口から辿る1冊。古代エジプト書から学んで造られた蒸留酒がヨーロッパで流行った15世紀から始まり、アメリカでどのように飲まれていたか。北米とカリブ海、アフリカの三角貿易で、サトウキビの搾りかすから作ったラム酒と奴隷の交換が行われていたこと。品質がひどかったことや、アパラチアでコーンウィスキーが作られ始めた経緯、禁酒法が発令され、廃止になるまでのこと・・・「アメリカはお酒とともに開拓され、成長し、成熟した」というのはやや言い過ぎの感もあるけれど、各時代に切り離せないくらい常にお酒が存在していたのは紛れもない事実。庶民の生活が浮き彫りになるようで、面白い内容だった。
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アメリカの歴史と酒の関係がよく分かる面白本。