大橋鎭子さんが教えてくれた「ていねいな暮らし」

制作 : 佐野 華英(タンブリング・ダイス)  洋泉社編集部 
  • 洋泉社
3.17
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800309181

感想・レビュー・書評

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  • 田村セツコさんなど、初めて知る方の文章もありました。
    どの方のエッセイも良かった。
    石黒智子さんが義理のお母さんについて語ってるエッセイがかなり赤裸々で、大丈夫なのかしら…とこちらが心配になるほどのものでしたが、私は好きです。
    全体を通して、随所に出てくる大橋さんや花森安治のイメージが「とと姉ちゃん」の高畑充希と唐沢寿明になってしまいます(笑)。

  • 30代から70代までの各分野で活躍する女性の、「暮しの手帖」にまつわるエッセイが掲載されている。
    最後の章は、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」でも有名な大橋鎭子さんの人生について。花森さんとの出会いにも触れられており、いまだにスカートを穿いた唐沢さんを思い出してしまう。

    仕事に多忙で、とても丁寧な暮らしどころではなかった人、戦時下でモノがない時勢のなか、その分工夫や手間を重ねることでより理想に近づこうとする人、仕事と育児を両立するために、家事の負担軽減に試行錯誤する人、複数の国にルーツを持っていて、子ども時代苦労して育った人など…いろんなバックボーンを持つ人たちのエッセイが興味深かった。年代も様々なのが偏りがなくてよかった。

    堀川波さんのエッセイで、「お弁当に紫と黄緑の差し色を入れると一気に見た目がおしゃれになる」とあり、マネしたいなと思った。サツマイモと枝豆。

  • 心の持ちようが大きく生き方にかかわってくるってこと。
    ありたい自分になろう。

  • 気をわない、何気ない毎日が、大切なのね

  • 【最終レビュー】

    予約著書・約・1ヶ月弱待ち。図書館貸出

    朝ドラ『とと姉ちゃん』関連本。

    〈8名の女性作家陣〉それぞれの『目線』〉

    ―田村セツコさん・坂東眞理子さん・こぐれひでこさん・石黒智子さん・岸本葉子さん・門倉多仁亜(タニア)さん・堀川波さん・マキさん―

    《『すてきなあなたに』を通しての『鎭子さんに対する想いの数々等』》が書かれている

    〈エッセイ集〉&〈とと姉ちゃん・大橋鎭子の生涯:塩澤実信氏の解説〉

    [十人十色・30代~70代。それぞれのライフスタイル]を

    〈思い思いに、身近にあるあらゆる『ヒント』から『創意工夫!』で『楽しくある中』そこから、どのように振り幅を広く『視野』を『持つこと』〉

    を常に『心構えていること』で

    〈それぞれの『核になるライフスタイルを確立していること』〉

    〈流されることなく、マイペースで、自然体、シンプル、自分の考えを吟味しながら、上手く自分の言葉でまとめていること〉

    同じ女性の立場として、今後、自分が生きていくための

    〈日常の『ノウハウ・ささやかな知恵』の『数々の特効薬』〉が詰まっている

    やさしさ・暖かい空気に包まれた

    『著書の持つ「ソフトで心地いい」メッセージの数々』

    大いに励まされたといってもいいぐらいの感触を受けながら。

    〈『ページ数の1.5倍のボリュームある厚みのある著書』〉

    〈自分が共感するところも所々あったり〉

    簡単に言えるなら、これぐらいです。

    ラスト。女性作家陣・それぞれの内容&とと姉ちゃん~。

    それぞれ、特に印象に残った箇所をピックアップしていきつつ

    『HP・Myリンク・1にて』記載しました。

    一人一人の思い思いのメッセージを通して、何かしらのヒントとなれば幸いです。

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著者プロフィール

イラストレーター エッセイスト
1938年、東京生まれ。
高校卒業後、銀行OLを経て、画家・松本かつぢ氏の紹介でイラストの道へ。
1960年代に少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)や『なかよし』(講談社)、『マーガレット』(集英社)、『少女クラブ』(講談社)の表紙や“おしゃれページ"で活躍。
1970年代には全国十数社と契約を結び、文具や小物などの“セツコ・グッズ"で一世を風靡。
1980年以降、ポプラ社の名作童話の挿絵や詩作、エッセイも手がける。現在はコラージュ技法を使った立体作品「こもりびと」シリーズなどの作品を精力的に製作し、年に数回、個展を開催。講演会、トークショーなどで多くの方に元気を与え続けている。『あなたにあえてよかった』『孤独をたのしむ本』『孤独ぎらいのひとり好き』『おしゃれなおばあさんになる本』『HAPPYおばさんのしあわせな暮らしかた』(興陽館)など、著書多数。

「2023年 『85歳のひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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