明治大学ラグビー部、復活への軌跡: 勝者の文化を築け!監督・田中澄憲の「改革戦記」

著者 :
  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800316981

作品紹介・あらすじ

2019年1月――
明治大学ラグビー部を22年ぶりの大学選手権優勝に導いた、監督・田中澄憲。
さまざまな指導者が挑み、さまざま試みが成されながらも成就しなかった
「明大ラグビー部の復活」というミッションは、なぜ田中澄憲によって成されたのか。
「人材の墓場」とまで揶揄されたかつての名門は、いかにして「凋落」し、どのようにして「復活」を遂げたのか。
監督・田中澄憲の「改革」に迫った、スポーツ・ドキュメント!

感想・レビュー・書評

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  • 早稲田との全勝対決、大学選手権優勝、北島監督の死、といった明治大学ラグビー激動の時代に在学していたにも関わらず一度も応援に行かなかったことを激しく後悔させられた。
    22年後に、同級生が監督となってようやく秩父宮に足を運んだというのも何かの縁なのか…

    ともかく、読み物としては、何故このタイミングで出したのか?という最大のもやもやはあったものの、「前へ」というワードの解釈の変化など、かなり興味深かった。今やってることは、何のためにやっていて、それができないなら、もっと頑張ろうではなく、何故できなかったかを分析するマインドってのはラグビーに関わらず重要だなと改めて実感させられた。

    2020年はHUNGRY DETAIL ACTIONというスローガンを胸に刻もうと思う。

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著者プロフィール

88年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続ける。10年に週刊メールマガジン『ラグビー! ラグビー!』を立ち上げ、週に一度のペースで日本代表やトップリーグを中心に情報発信を続ける。16年度から、ヤフーニュース個人にサンウルブズや日本代表についての記事を寄稿。07年『勝つことのみが善である――宿澤広朗全戦全勝の哲学』(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。著書『スタンドオフ黄金伝説』 (双葉社)『日本ラグビー原論』(ぴあ)『桜の軌跡 ラグビー日本代表 苦闘と栄光の25年史』『そして、世界が震えた。ラグビーワールドカップ2015「Number」傑作選』 (共著、以上文藝春秋)ほか。

「2017年 『新・ラグビーの逆襲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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