花嫁の値段~月下の秘夜に濡れる恋~ (ジュリエット文庫)

著者 :
  • インフォレスト
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800620163

作品紹介・あらすじ

「わたしを買っていただけませんか」継父の命令で純潔を捨てることを余儀なくされたローゼマリー。夜の森に立つ彼女の手を取ったのは、大天使のように美しく高貴な青年だった。気遣われながらも優しく愛された夢のような時間。しかし彼こそ、継父がローゼを使い陥れようとしている隣国の王弟、アルフォンスだった。このまま偽証すれば彼は死罪、証言を翻せば自分が死罪。思い惑うローゼに彼は-!?

感想・レビュー・書評

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  • 私は御堂さんの作品大好きですが、勧めるのは難しいなと思ってます。
    この作品もなんですが、Hシーンがさり気なく過激なんで、人を選んでしまうんですよね。
    話を読ませるのは相変わらず上手いので本心では勧めたい…です。

  • ヒーローが軟派でチャラい王弟、ヒロインが健気な天然です。ヒロインが天然だと悲壮感があまり感じられないのはなんででしょうね(笑)

    TLものでチャラいヒーローは私の中では珍しいかなと思いました。意外と良かったです!新たな萌えが開花しました!!

    ヒーローとヒロインの出会いの会話がコミカルで笑えます。

    コメディ寄りなのかな~と思ったんですが、シリアスな場面もあって、悲劇のヒロイン要素もあり、陰謀もあり、なかなか面白かったです。

    軟派なヒーローが純粋な天然ヒロインを好きになっていく・・・憧れの展開ですね、少女漫画っぽい。

    エロはですね、天然だけにヒーローのなすがまま、いろいろ教えこまれてます(笑)

    難点を言えば、時間軸が分かりにくいところがあって読んでて少々戸惑います。

  • 『国王陛下のお気に召すまま』のスピンオフで、なんちゃって陛下役だった弟アルフォンスのお話。 陰謀にはめられるのを阻止する為に国に戻る途中で、うっかりハメたらまさかの自爆っていう序盤の流れが鮮やかすぎてワロタ。

  • 読み終わるまで気付かなかったですが、前作「国王陛下のお気に召すまま」のスピンオフでした。ジェレマイアの弟であるアルフォンスがヒーローです。前作よりはこっちの方が面白かったです。

    ローゼマリーは継父に言われて、ある人をおとしめるために純潔を失っていなければいけなく、その相手に偶然アルフォンスを選びましたけど、確かにアルフォンスにしたら、ローゼマリーが自分をおとしめるために誘ったって思う状況ですから、なかなか誤解も解けない状況。

    お互いに惹かれているけど、アルフォンスの方がローゼマリーを信じるかどうか模索している感じです。

    いずれにしても継父が全部悪くって、最後はちゃんとハッピーエンドに終わりますが、自分の大事な妹にも手をあげる継父をかばわなくてもいいのにって思いました。

    最後のあたりで、積極的なローゼマリーにアルフォンスがたじたじになってるのは、なんかニヤニヤしちゃいました。

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著者プロフィール

御堂志生(みどう しき) Shiki Mido
岡山在住。ヒストリカル風乙女系から現代恋愛まで色々書いております。
本作は『エリート弁護士は不機嫌に溺愛する』のアナザーストーリー? パラレルワールド? みたいなお話。
別のタイミングで恋に落ちるふたりをお楽しみください。

「2020年 『愛を待つ桜 エリート弁護士、偽りの結婚と秘密の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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