越境する小説文体―意識の流れ、魔術的リアリズム、ブラックユーモア (水声文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801002722

作品紹介・あらすじ

小説の"文体"に着目。ある文体が国境や言語を越えて作用するときに、どのように模倣され、誤読され、変形されたのかを"言語"に密着し分析しながら、新しい文体の創出は個人的なものであるだけでなく、集団的な作用から生み出されることを明らかにした、画期的に文学論!

著者プロフィール

1982年埼玉県生まれ。慶應義塾志木高等学校卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、テクスト言語学。現在、お茶の水女子大学基幹研究院准教授。著書に『物語における時間と話法の比較詩学 日本語と中国語からのナラトロジー』(水声社、2014年)、『越境する小説文体 意識の流れ、魔術的リアリズム、ブラックユーモア』(水声社、2017年)、『物語論 基礎と応用』(講談社選書メチエ、2017年)、『中国語実況講義』(東方書店、2020年)、『中国語における「流水文」の研究 「一つの文」とは何か』(東方書店、2020年)、『「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし』(光文社新書、2020年)などがある。

「2022年 『中国語とはどのような言語か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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