論理的思考力を鍛える33の思考実験

著者 :
  • 彩図社
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レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801302099

感想・レビュー・書評

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  • パズル作家として活動する著者が33の思考実験を通して論理的思考力を高めるために実験とその結論を導き出すための解説や推論を書いた一冊。

    本書にある思考実験を通して結論を導くまでのプロセスと選択の意図を読んで非常に面白いものであると感じました。
    本書では多数派の回答とそこに至るまでの心理が積極的義務や消極的義務やクオリアなどの用語を通してわかりやすく書かれており発見とともに勉強することができました。
    普段自分たちが感じている確率が実は間違っているということが本書で明らかになり、特にモンティ・ホール問題は直感が正しいとは限らないという点を実証していて面白いと感じました。

    あと質問の仕方によって考え方も変えないといけないことや解釈の仕方でミスリードされていく罠についても丁寧に解説されており発見がありました。

    本書で紹介されている思考実験を通して深く思慮したものや多数派の回答に共感したもの、新しい考え方を発見したものなど数々の学びがありました。
    人生で選択に迫られた時本書での学びはきっと参考になると感じた一冊でした。

  • 思考実験は読み物として面白い。
    論理的思考力は身につかないと思う。

  • 暴走トロッコや3つのドアから一つを選ぶものなど
    どこかで目にした問題もあったが
    期待値の問題などは直感とのズレを感じることがあり
    ためになった。

    2,3時間でさらっと読み切れるため
    軽く読みたいときにおすすめ

  • 論理思考と実感のギャップを理解しました。

  • アキレスと亀など有名な話から聞いた事ない思想実験もあり、答えがあるというよりも考える事で多角的に物事を考える力がつく。ものの見方はそれぞれの価値観によっていろんな角度から見れる。 青少年時代に読んだら色々多角的に見れたのかな。

  • なかなかに興味深い本でした。33の思考実験を考え、解説を読むことで、自分がどの様な考え方が苦手なのかも把握することができました。思考実験には、人それぞれ好みがあると思いますが、個人的には数学の思考実験は興味深い分野ではありますが考えるのは苦手な印象を持ちました。

  • 「トロッコ問題」などの倫理観を揺さぶる問題から、「アキレスと亀」のようなパラドックス、さらに「モンティ・ホール」のように、直感で考えると多くの人が間違えてしまう論理思考問題などを33個集めて解説した本。わりとオーソドックスな問題が多いので見たことがある人も多いと思うが、改めて超丁寧に説明されるとなるほどと思う部分も多い。普通だったらありえない状況を普段から考えておくことでとっさの対応力を身につけられるというロジックも納得感がある。7万部売れるのも理由がわかる。

  • 話のネタには良いかもしれない。

    功利主義
    「最大多数の最大幸福」
    より多くの人に多くの幸福を与える結果を善とする考え方
    →正しい行為や政策とは最大多数の最大幸福をもたらすものである(ジェレミ・ベンサム)

    積極的義務(人を助ける義務)より消極的義務(人に危害を与えない義務)の方が強い義務

    二つの義務がぶつかり合う時
    →この人の心理を忘れないようにしよう

    ルーレットで、黒が10階続く確率も、黒と赤が無秩序に10回繰り返す確率も同じ
    →人は自然現象に不自然なまでのデタラメを求めている
    デタラメでありそうなカードの並びなら、ならまったく何も感じない、エースが連続で出たら特別と感じる

    人はある法則がある時、それに当てはまるものを探すのは比較的得意ですが、逆に当てはまらない例を考え、注意深くそれを思考することは得意ではないようです

    助ける義務はない、それは親切心によるもの

    白黒に見えるゴーグル
    寒い部屋でストーブにあたったときの暖かいという感じ、
    壮大な自然を見て心を震わせる感じ、
    100本のバラの花束を見たときの鮮やかな赤の感じ、
    商店街で貯めたく事件でガラガラを回す時にちょっとワクワクするあの感じ、
    気に入った服の値札を見たときの「高い!」というショックを受ける感じ、これらは全て主観的な感覚でら人によってそれぞれ受け取る「感じ」は異なるでしょう。
    →この主観的な感覚はクオリアと呼ばれています
    例えば同じリンゴを見て、
    美味しそうな赤い色とおもったとして、ふたりの美味しそうな色は異なる
    どちらかにとっての赤色は、どちらかにとっての紫かもしれない、2人とも嘘はついていない、クオリアに正しいも嘘もない。感じが違うだけ。

    人は大惨事に見舞われたとき、
    ・呆然としてしまう(約7割)
    ・冷静に行動する
    ・取り乱してしまう
    に分かれる。
    →普段から、最悪の事態を考えて思考実験を行っておくことが大事

  • 論理的思考ってこういうことか。
    昔、嘘つき村と正直村とかあったけど、それを思い出した。途中、計算式?の辺りは分からなくて飛ばした。
    何気なく暮らしている中でも、突き詰めて考えると他の見方ができたり、理由があっての結果なのかなと思った。文章は非常に簡単で言葉もいっさい難しいものは出てこない。

  • いくつかは 誰かと共有して 「こんなときは どっちを選ぶ?」 と聞いてみたくなりますね 自分たちが無意識に 感情として判断している 「よい」「わるい」 にも 考えつめれば 論理的な理由があるんだな

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プロフィール

1978年生まれ。有限会社イーソフィア代表。パズル作家としてWEBで展開するイベントや、企業のキャンペーン、書籍や雑誌などに向けてパズルを作成している。著書は『論理的思考力を高める33の思考実験』『一流の考え方が身につく思考実験 ビギナーズ』『楽しみながらステップアップ! 論理的思考力が6時間で身につく本』など。IQ脳.net(http://iqno.net/)、老年若脳(http://magald.com)などを運営している。

「2018年 『考える力を鍛える論理的思考レッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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