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- / ISBN・EAN: 9784801304482
作品紹介・あらすじ
大好評の「文豪たちが書いた」シリーズ第6弾です!芥川龍之介、太宰治、谷崎潤一郎、小泉八雲、江戸川乱歩など13作品を収録。
感想・レビュー・書評
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文豪の書いた怪談。
いや、一話一話違う味があって。
怪談、幻想、耽美。。。
なんだか、様々なジャンルを1冊で読めて凄く得した気分です。
最近は実話怪談に傾倒していたため、また実話怪談とは違う切り味を堪能できました。
とにかく、怪談の礎みたいな感じでした。
文豪って言われると、ちょっと・・・みたいな感じになる方。
ちょっと騙されたと思って読んで欲しいかも。
純文学とはまた違ってて、入りやすいと思います。
ぜひ!!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょいグロからthe怪談までいろいろあった。
でも「怪談か?」というものもあり。
秀逸だったのはやはり小酒井不木の死体蝋燭(江戸川乱歩の人間椅子のような感じ)。
あとはさすがの乱歩先生。
グロ耐性があれば海野十三もいけるかと。小川未明はさすが。名作小泉八雲の耳なし芳一が入っていたのは良かったかな。
あとはよくわからなかったので流し読み。 -
さすがに有名な短編を多く編んでいるためか、既読のものもいくつか
夢野の「怪夢(抄)」とか、むしろちゃんとそのうち読みたいなあ
太宰の「魚服記」とか、やっぱり太宰の短編で一番物悲しくて暗くて幻想色強い気がして好きだな…
小酒井不木の「死体蝋燭」、いわゆる夢オチっていうかジョーダンよジョーダン!みたいに終わらせるオチだけど、途中までヒエエってさせられるのが…凄い…
村山槐多の「悪魔の舌」、奇食の果ての人食い…そしてその舌に乗せてしまった相手は……。オチまで含めてウワ~~~~~~~~~~~~~~~~~怖い!!どういうことなの!!?ってなるの…凄かった…こりゃあ凄い… -
夢野久作『怪夢(抄)』
森鴎外『心中』
芥川龍之介『沼津』『凶』
室生犀星『蛾』
小酒井不木『死体蝋燭』
村山槐多『悪魔の舌』
太宰治『魚服記』
谷崎潤一郎『人面疽』
小泉八雲『耳無芳一の話』
小川未明『百合の花』
海野十三『俘囚』
江戸川乱歩『鏡地獄』 -
村山槐多は絵の方を知っていた。こんな作品を書くとは....。
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既読の短編ばかりだが、文豪にちょっと触れるには気軽&手軽でいいかも
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2020/8/30 読了
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昔の文豪が書く怪談はグロテスクなものが多いのか。不気味な作品が多かった。森鴎外、谷崎潤一郎、芥川龍之介、太宰治、江戸川乱歩など日本を代表する作家の短編が並ぶ。好みは「耳無し芳一の話」。外人が書いた作品が一番日本色が強いのが不思議。谷崎潤一郎の作品もすごく不気味で印象に残った。そういえば楳図かずおの漫画に似たような作品があったような気がする。
彩図社文芸部の作品





