図解 モチベーション大百科

著者 : 池田貴将
  • サンクチュアリ出版 (2017年6月12日発売)
3.64
  • (15)
  • (24)
  • (26)
  • (6)
  • (1)
  • 本棚登録 :611
  • レビュー :37
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400429

図解 モチベーション大百科の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 【全体の感想】
    目から鱗な情報の連続でした。
    心理学を学んだことがあるため、すでに知っている内容も多くありましたが、効果が証明された実験の内容も紹介されているため、改めて心理的効果を理解することができました。
    非常に多くの効果が紹介されているので、一読で学ぶよりも、迷ったときや悩んだときに何度も何度も本書を開いて、実際に活用していくことに向いている本だと思います。(タイトル通り、百科事典としての利用、です)

    【おすすめしたい人】
    ・何かを選択する(意思決定する)ことが苦手な人
    ・面倒くさがりで楽しがちだけど、行動を変えたいと思っている人
    ★年齢や職業に関係なく、すべての人に学べる内容が含まれていると思います!

    【注目ポイント】
    ■意思決定の章
    普段意識していなくても、私たちは常に意思決定をしながら生きているため、特に活用しやすい知識が多かったように感じます。
    私自身、学生時代に行動経済学の先生に聞いた「迷ったら難しい道を選ぶ」という言葉を意思決定の指針にしていますが、この言葉の意味についても紹介されていました。
    この章はぜひ熟読してみてほしいです。

  • 何処かで聞いた事があるものが殆どだったけれど、大学などでの実証実験と対になっている事、そして「大百科」というタイトルのおかげで多くの人がポジティブな判断を下している、という印象のある一冊。

    もしこの本がスピ系だったり引き寄せ系の本として出ていたらどうだろう、というところまで思考を進めて読んでいる人が少ないのが興味深いというか「認知バイアス」って結局「そういう」些細な事によって左右されるのかもね、とも思う。

    書籍の中にはセレンディピティはもとより、引き寄せの法則も(名前を変えてだが)登場する。
    『私は運がいい』と思う・口にするというのはセレンディピティの基本原理であるが『私は運が良い』を全面に押し出すと途端に胡散臭さを感じ、敬遠され、ネガティブな反応を引き起こすのは何故なのかを考えるのが、この書籍の果たしている本当の役割であるように感じる。

  • スタンフォード大学やハーバード大など、数々の有名研究機関で行われた100通りの心理・行動実験を、ビジネス向けに図解でわかりやすく解説した。他のビジネス書でも紹介されている実験が多く、活用したい時にすぐ参考したいものばかり。


    Chapter1 動機づけのモデルケース
    目標勾配 ゴールを間近に感じさせる。
    キャンディ効果 スモールプレゼントをする。
    消費ゴール 報酬を予定する。
    自問式セルフトーク 自分にもお伺いを立てる。
    マインドセット 価値観と行動を結びつける。
    内発的動機づけ 報酬は一つにする。
    小分け戦略 手数を増減させる。
    同調状態 動きを合わせてから、取り掛かる。
    課情の妥当性 噂に気をつける。
    証明型と習得型 当人比で評価する。

    Chapter2 人材育成のモデルケース
    焦点の移動 思い込みを再評価する。
    プライミング効果 セルフイメージを守る。
    特異性信用 意見する前に、協力する。
    マシュマロ実験 悪習をただちにやめさせる。
    役割の力 役を割り振る。
    道徳的行動 行動を叱り、存在をほめる。
    同族嫌悪 似ている者同士は離す。
    モラルの逸脱 顔と名前をオープンにする。
    自信過剰バイアス うまい話は聞き流す。

    Chapter3 目標設定のモデルケース
    目標設定理論 目標を具体的にする。
    非競争報酬 自分自身と競争させる。
    泥棒洞窟実験 共通の目標を作る。
    セレンディピティ 「運がいい」と思って仕事をする。
    社会的手抜き 全員にミッションを与える。
    ピリオダイゼーション 締め切りを細かく区切る。
    行動思考 まず手続きをする。
    妥当性の論理 他人への影響を伝える。

    Chapter4 意思決定のモデルケース
    プロスペクト理論 得失の視点から見る。
    情報の偏り 事情は双方から聞く。
    経験の自己と記憶の自己 不合理なことを選ぶ。
    情報処理の特性 欠点は出し切り、利点は出し惜しむ。
    フォールス・コンセンサス効果 自分と反対側との中心点を見る。
    おとり効果 比較対象を見ないで選ぶ。

    Chapter5 人脈作りのモデルケース
    返報性の原理 こちらから先に好意を寄せる。
    初頭効果 初対面に全力を注ぐ。
    スポットライト効果 自意識を捨てる。
    好奇心の効能 相手のことばかりに関心を持つ。
    視点取得 相手の視点から見る。
    一貫性原理 見ず知らずの人を頼る。

    Chapter6 自己管理のモデルケース
    遅れの影響 忙しくさせない。
    感情変換 興奮状態を生かす。
    意思の消耗 我慢を続けない。
    感情のコントロール 喜びは体現し、怒りは体現しない。
    パワーポーズ 姿勢と呼吸に気をつける。
    分析病の罠 選択量を加減する。
    交互練習 何冊も並行読みする。

    Chapter7 発想転換のモデルケース
    反証的質問 問題は「あるもの」として話す。
    批判者の知性 提案には否定も加える。
    魔術的思考 神頼みをする。
    単純化 わかりやすいイメージを疑う。
    ネッカーの立方体 評価を反対からも見る。
    マスト思考 命令は願望に変える。
    記憶のすり替え 「理想の状況」としてとらえ直す。

  • モチベーションが上がらないのは自分のせいではない!ということがわかって心が楽になりました。

    実験そのものがとても興味深く最初から一気に引き込まれました。1回読んだら終わり、ではなくずっと手元に置いておいて、モチベーションを上げたい時に辞書のように使える本だと思います。

  • モチベーションに関する本は数多く出版されていますが、僕自身が初めて手にした本がこの本です。
    私たちには意思があり、意思を持って行動していますが、
    意思とは別に私たちを動かしているもの、それがモチベーションです。
    内容としては、スタンフォードやハーバード大など、
    数々の有名研究機関で行われた100通りの心理・行動実験を、
    ビジネス向けに解説。活用したい時に何度も見返して、すぐに実践できるものばかりです。
    また、1項目が見開き2ページで完結しており、かつ図解されているため、非常に読みやすいです。
    感情と行動のメカニズムを知り、人との関わりや自分との対話をより豊かにしていく事が大事です。
    人は怠け者だからこそ、「やらなきゃ」というストレスに敏感です。
    やったほうがいいとはわかっていてもやりたくない。
    でも、今よりも一歩前に進みたいからやるしかない。
    そんな風に感じて生きている人が持っているモチベーション。
    家族を幸せにするため、仕事で認められるため、仲間と面白い事をするため・・・
    誰かの素敵なモチベーションを生み出すきっかけとなりうる最高の本だと思います。

  • 【No.25】「私たちはなかなか物事を継続できません。その一方で、終わりが見えそうな物事については、なかなかやめられない習性を持っています」「”ただ、やりたいからやる”という欲求に従って行動するのは、人生を豊かなものにするためにとても大切なこと」「その場の主導権を握っている人たちは、原則として、影響力の低い人の意見を求めていない」「行動に偶然はありません。なぜ相手がそういう行動を取ったか、あるいは取らなかったかには、そうさせている感情があります」「時間は余裕があるよりも、ない方が、有効に使うことができます。一つひとつの行動を起こすまでの判断スピードが早くなるからです。だらだらすることなく何時までと決めて、集中して取り組むことができるため、所要時間が短くなります」

  • 1/8
    目標、計画、依頼などイメージはSMARTでないといけない。手触りがないといけない。
    感情や細かいことは驚くほど行動に影響を与える。感情と細部にこだわる。

  • 参考になるね

  • 面白い。モチベーションについての様々な実験について、だいたい見開き1ページ分で簡潔に説明されています。
    参考文献も多く記載されているので、詳細が知りたい場合も元の論文に当たりやすいと思います。
    学校での指導にも役立ちそうなことが書かれていたり。
    体感的に感じていたことも確認できた。
    とにかくこれだけたくさんの事柄をまとめてあるのがこの本の価値だと思います。

  • モチベーションについていろんな実験が書かれている。
    沢山の実験が書かれているが、本当にそうなのかは参考文献を読まないとわからない。

全37件中 1 - 10件を表示

図解 モチベーション大百科のその他の作品

池田貴将の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
アーノルド ベネ...
平野 啓一郎
三浦 しをん
辻村 深月
リンダ グラット...
村田 沙耶香
J・モーティマー...
エラ・フランシス...
佐藤 雅彦
有効な右矢印 無効な右矢印

図解 モチベーション大百科を本棚に登録しているひと

ツイートする