妻ネトリ ~女教師の調教日誌~(オトナ文庫 135)

著者 : 田中珠

• パラダイム (2018年11月30日発売)

感想・レビュー・書評

[駄目人間さんの感想 · 2020年11月9日]

評価：C-

LilithのNTR物では一番オーソドックスな仕上がりかな。

・ストーリー
Black Lilith原作ゲームのノベライズ版。
温厚篤実な教師のように見せつつ、学園長を巨根で隷従させ学園を陰から支配している主人公がヒロインを隙を見て監禁部屋に運び込んで本性を現し巨根を駆使して隷属されていく、という話。

ヒロインは真面目で折り目正しい体育教師で、学生食堂を経営する夫と一児あり。
サブとして、既婚ながら旦那とはセックスレスで主人公に調教され隷属している、表面的には厳しくも思いやりがある学園長と、主人公に調教されて利用されているモブのJK達となってます。

展開としては、旦那の出張中に監禁され調教→旦那戻ってくると開放、旦那の借金を使って口封じしつつ旦那と交わらせて主人公との差を思い知らせる→理事長に旦那寝取らせつつ調教を再開→理事長とのプレイを見せ付けてヒロインの本性を自覚させ堕とす、という流れになってます。
総じてNTR物としてはスタンダードなものかなぁ、と。
最終盤の輪姦位が特徴ではないかなと思いました。

プレイに関しては、言うまでも無く調教オンリー。
前半の監禁中の際は拘束して玩具プレイメイン。
後半は精神的な調教なのでプレイとしては大人しい物となってます。

総じて、原作をしっかり手堅く纏めてる印象。
ただ正直全体として駆け足になってる印象が強く、もう少し尺があればよかったのかなぁと言った感じでした。

・挿絵
ゲーム原作絵使用。
ZOL先生のむっちりとした大人の女性が作品にマッチしてると思います。