シグマフォース シリーズ⑥ ジェファーソンの密約 上 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801900349

感想・レビュー・書評

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  • いつものメンバーではじまった。セイチャンの動向が気にかかる

  • ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第6弾の上巻。
    本作ではメインの舞台が始めてアメリカ本土となる。これまで同様、他の国でも事件が起きるし、日本人科学者が大きな役割を果たすなど、インターナショナル感は引き続きあるが、建国の父や先住民との問題など、アメリカ特有のネタを盛り込み、そこに古代のナノテクノロジーといった話題を織り交ぜることで重層的な物語を構築している。
    現実にはないだろうが、全てを原子レベルにまで分解してしまうナノマシンを古代の人々が開発していて、それによって過去の大きな火山活動などが引き起こされていたのかも、という着眼点や、先住民と古代ヘブライとの関わりなど、今回も色々なうんちくを織り交ぜながらどこまで現実でどこからフィクションかわからないリアルな世界が描かれている。
    ギルドとの戦いも佳境に入り、真実に徐々に迫っていきつつ、相変わらず先を越されるもどかしい展開も。スピード感溢れる筆致はさらに冴え、読者を惹きつける展開もあざといまでに効果的で、とにかく先が気になって読む手が止められない。

  • やはり読ませてくれる。
    上巻でこれだけの、展開である。
    下巻への期待にはち切れそうです。

  • ジェームズ・ロリンズの「シグマフォース」シリーズの……何作目にあたるかは失念。アメリカ合衆国の建国とトマス・ジェファーソンにまつわる謎、そしてニュートリノとナノテクノロジーを題材にして、シグマフォースと敵対組織「ギルド」の戦いが描かれる。

  • 世界を滅ぼす秘密がまだあった!!! 面白かったです。高校生のころ触れたモルモン教にまた出会えました。噴火の場面では御嶽山の映像を思い出しました。

  • 2014.11.8読了。

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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