THE MIDAS CODE 呪われた黄金の手 下 (竹書房文庫)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801900585

作品紹介・あらすじ

約2000年前にアルキメデスが遺した写本と蝋板、大英博物館での調査、タイラー・ロックが男に作らされていた"アンティキティラ島の機械"そっくりな地球観測機。古代ギリシャの先人の言葉や知恵から、徐々にミダス王の黄金の宝窟への道が見えてくる。ロンドン、ミュンヘンで死闘を繰り広げたタイラー、ステイシー、グラントの3人は、謎の核心に迫るべく、アテネへと飛ぶ。パルテノン神殿で予想外の危機に遭遇しながらも、いよいよナポリの地下通路へ。ミダス王の黄金伝説は真実だったのか?だが、拉致されているタイラーの父が伝えてきたサイン「SR90」が核物質を示すのでは、という疑念は消えないまま。古代の謎と核兵器-犯人の真意が読めない中、事態は混迷を極めていく。

感想・レビュー・書評

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  • フィクションだけど事実もあって面白い。黄金の謎も視点が面白い。

  • タイラー・ロックシリーズ2作目。発想自体は面白いが、会社の自家用ジェットで移動、民間人なのに敵をどんどん殺すけど警察から追われるでもないなど、ちょっと現実離れしているかな。次回もヒロイン変更?

  • 謎の電話、父親の誘拐という衝撃的な事件からはじまる今作は、触れたものを金にしてしまったという伝説があるミダス王の手をめぐる冒険です。
    前作も十分面白かったですが、今回もまた面白かったです。
    特に物語終盤の宝を手にいれるそのときからエピローグに至るまでの展開がアクション映画のような怒濤のもので、きっと大丈夫だろうと思っていてもドキドキしました。
    タイラー・ロック氏はなんというか夢と理想を詰め込んだ男と言う感じですね。物凄く格好いいです。

  • ボイド・モリソンによるタイラー・ロックシリーズ第二弾の下巻。
    ジョーダン・オールとジア・カヴァーノの二人から狙われながらも謎解きの結果ミダス王の墓のありかを突き止めるタイラーたち。そして、触れるものすべてを金に変えるというミダス王の手の真相が明かされる。
    上巻で重要な役割を果たしていた地球観測機、アルキメデスの写本といったものに加えてパルテノン神殿までも謎解きの要素に加えるなんて、作者の頭の中はどうなっているのかと思うほど、スケールが大きい。また、罠を張ったはずのジョーダンが、仲間に裏切られたり、ステイシーが裏切ったかのような疑惑が持ち上がったり、精神面でも敵味方入り乱れて疑心暗鬼になるなど、いろんな仕掛けが用意されている。
    ミダス王の墓は思ったより簡単に見つかったイメージだが、結末に向けてもう一波乱用意されていて、そのもう一山がいいアクセントになっている。
    肋骨を折ってもスーパーマンぶりを発揮するタイラーはやはりただものではない。それにしても、もと特殊部隊員とはいえ一民間人になったはずのエンジニアが、こうもたくさん人を死なせて、大丈夫なのか?

  • ミダス王黄金の手にいたるアクション

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