惑愛 乙女は蜜夜に濡れる (蜜猫文庫)

著者 :
  • 竹書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801901063

感想・レビュー・書評

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  • 公爵令嬢でありながら事情があって修道女を志す19歳ヒロインと、義兄で司教という聖職に就く29歳ヒーローとの禁断ラブストーリーです。

    交通手段にゴンドラが出てくるので、舞台のモデルはヴェネチアのようです。
    母親の不貞行為の結果の子供だと公爵である父親から冷たい態度を取られているジュリエッタでしたが、唯一の心の支えは優しく接してくれる10歳年上の義兄で司教となったミケーレでした。
    義兄であり聖職者という立場のヒーローと、二重の意味で背徳な関係がテーマのお話でした。
    お約束でヒーローもヒロインの事がずっと好きで、最後はハッピーエンドになるのは良かったのですが、ヒロインが告解する前からヒーロー視点の苦悩と葛藤をもう少し見たかったです。

著者プロフィール

御堂志生(みどう しき) Shiki Mido
岡山在住。ヒストリカル風乙女系から現代恋愛まで色々書いております。
本作は『エリート弁護士は不機嫌に溺愛する』のアナザーストーリー? パラレルワールド? みたいなお話。
別のタイミングで恋に落ちるふたりをお楽しみください。

「2020年 『愛を待つ桜 エリート弁護士、偽りの結婚と秘密の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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