FKB怪幽録 奇々耳草紙 (竹書房文庫)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 38
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801901933

作品紹介・あらすじ

奇妙で不可思議、そしてじんわりと迫る闇と怪。独自の怪談を紡ぎ続ける我妻俊樹の新シリーズ第一弾。夜中に突然泊まりにきた友人の不可解な話と衝撃の事実「イキシチニヒ」、バイト先のコンビニによく来る美人女性、ある夜道端で会ったら汚れた花瓶を渡そうとしてくる…「花瓶」、乗り合わせたタクシー運転手の奇妙な独白「カリントウ」、雪道に倒れている人を見つけたら…「雪案山子」、大学へのバスに乗り込んでくるお面をかぶった老人の謎を明かそうとする「面の歪み」など67編。

感想・レビュー・書評

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  • 我妻俊樹作品のファンになった。
    どれもこれも良いけど好きなはなし。
    『514』『イキシチニヒ』『ザンヌキ』『ラジカセ』『屋根の眺め』『橋の下』『空気』『カリントウ』『犬小屋』『四人』『自撮りと無縁墓』『人造湖』『星を読む』『猫かフェ』『年賀』『白鷺』『秘密』『膝枕』『病院公園』『不在票』
    特に『イキシチニヒ』と『秘密』は同じような感じ。というかこの本をもとネタで小説があるような気がする。
    『ザンヌキ』はサンヌキカノぽいし。
    『自撮りと無縁墓』とかそっちの世界の住人がこっちにも足突っ込んできてるなーと思われる。
    どこにでもヤバいはなしはある。

  • ■ 1621.
    〈読破期間〉
    2016/3/19

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著者プロフィール

1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」を発表。2023年に第一歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房)上梓。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行中。2005年「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。著書に『奇談百物語 蠢記』(竹書房怪談文庫)などがある。

「2023年 『起きられない朝のための短歌入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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