シグマフォース シリーズ⑦ ギルドの系譜 下 (竹書房文庫)

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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801902756

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ中、一番の作品です。
    「対ギルド」の完結編らしいですが、お話しはまだまだ続くし、内容もひと段落でやれやれではないです。

    あいかわらず、ノンストップのアクション展開であっという間に最終頁という感じ。

    今回から、ケイン(犬)が初登場!!
    タッカーとケインの外伝もあるとのこと、本編よりそっちだな。ケイン最高!

  • 決着が着いた、と言えるのかしら?
    藤の一族みたいに、木に絡みつつ周囲に広がるのだとしたら……まだまだたくさん残っていそう。
    外から戻ってきている人間がいるのだから。
    謎が残っているみたいでワクワクです!

  • 今回も素晴らしく面白い。次も楽しみだ。

  • 前回で大統領のギャント一族が怪しい?
    と、
    なってのまさかのギルド崩壊!
    まぁ、
    ギャント一族がたくさんいて、
    誰と誰がギルドに関わってるの?
    だって、
    大統領の娘が誘拐されちゃったんだぜ!
    一部の人間がギルドなんじゃないか?
    で、
    誰なのーって物語は進んでいって判明。


    今までも弱いと思った時があるけど、
    今回は弱すぎ。
    歴史的事実ってのがテンプル騎士団に関係したことが書かれるようだったんですけど、
    弱すぎ。


    科学の方は不死。
    他の小説なんかでも言われてますが、
    人口が多すぎ!
    半分くらいにならんか?
    と、
    なってるときに、
    不死者が増えたら地球が住みにくくなるわけですよ。
    できる技術でも、
    本当に闇の中でしか広まらないんでしょうな。
    手順的には、
    人口を減らしてから不死!
    同時進行か!?


    タッカー&ケイン
    お犬様の登場です!
    が、
    かぐりん的にはあまりいらない存在ですね。
    スピンオフになるほどのコンビなんですけどね、
    わざわざ足す必要あった?


    ちなみに、
    ギルド崩壊したけど、
    セイチャンは生きてるぞ!
    しかも、
    なんだかグレイとくっつきそう!
    なおかつ、
    セイチャンの母親が生きてるって!?
    次はそこに結びついていくのか?!


    次から宿敵のギルドがいないぞ!
    大丈夫のか!?
    つか、
    ギルドあっさり崩壊したけどこんなもんか?
    復活したり、
    裏ギルドとかでないか?
    って、
    日本のゲームに汚染されてるからこう考えるのかな?かな?

  • 久しぶりにΣフォースシリーズ読んだらやっぱり面白いなっ!!

  • "遺伝子操作による不死とする実験。絶大なる権力を手に入れたい闇の組織。ロボット技術の進歩。建築技術の進歩。
    娯楽としても楽しめて、知的興味をそそる作品。"

  • 読書録「ギルドの系譜(下)」4

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p46より引用
    “ あっさりと侵入できることに落胆したの
    は、シグマの爆発物と破壊の専門家だけだ。
    「ちぇっ、何だよ」コワルスキは不満げな声
    を漏らした。「ドカンと一発かましてやろう
    と思っていたのに」”

    目次から抜粋引用
    “天国と地獄<承前>
     猟場”

     機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
    長編アクション小説。シリーズ第七弾下巻。
     ギルドとの闘争の末、任務を中止すること
    となったシグマフォースメンバー達。しかし
    司令官の言動に腑に落ちないものを感じ、彼
    等が選んだ行動は…。

     上記の引用は、敵地への侵入に際してのコ
    ワルスキの様子。
    今回も部分部分で、良い味わいを出していま
    す。コートのポケットにプラスチック爆薬を
    いつも持ち歩くような人は、現実にはいてほ
    しくはありませんが。
     闇の犯罪組織・ギルドとの闘いが、一段落
    します。相手の正体、仲間の素性等、物語が
    大きなまとまりを見せる話となっています。

    ーーーーー

  • ギルドとの戦いに終止符も打てたし、シリーズはもうここで完結でよいのではないでしょうか。不死の話は興味深いが、自分がそうなりたいとは思わないな。

  • 先読みはいけないのだが、本作を読んでいるとシグマフォースの終焉が近づいているような気がする。僕であれば次回作が終焉なのだが、本作後に3作品あることからホッとする感はあるのだが、嫌みのような才能には嫉妬する。

    合衆国大統領の娘とその孫が誘拐され、捜査に飛び込むシグマの面々。久しぶりに母親から隊員に戻り全線で活躍するキャットに立ち直りを見せる夫であるモンク。相変わらずのコワルスキの余裕たっぷりの面白さは健在だし、ペインターにリサにグレイも大活躍。

    「ギルドの系譜」

    なんといってもセイチャンの生い立ちの秘密が暴かれる!それにしても…ロリンズの作品は世界に存在する科学が発想となり物語が形成されている。正直読んでいるうちにフィクションなのかノンフィクションなのかわからなくなる時がある。常に思うのは世界のどこかで同じことが起こっているんじゃないだろうかということです。

    物語りの始まりはテンプル騎士団の始めの9人の中の一人名前の記載されていない騎士の話から始まっていく。本当に頭の中が新しい血騎士で洪水です

  • 今まであれほど伏線を張り続けてきたけど、全部がすっきりと回収されていないような気がします。
    もう一度シリーズの最初から読みなおすとすっきりするかしら?
    黒幕がなぜあんなにバレずに力を維持できたのかよくわからないし、真の血筋の定義も今ひとつ釈然としなかったです。
    世界中に広がり、深く権力に根ざして力を行使しているのはユダヤ人だという周知の事実を、改めてここにあらわした訳ですが、なんとなく既視感があります。
    よくあるテーマという感じ。
    それほど深く西洋に根ざす問題なのだと、東洋の端っこの島国な民はおどろくばかりです。
    あまり深く考えずにエンターテインメントとして楽しむ方がよいのかも。
    前作ジェファーソンの密約からセイチャンがぐっとヒロイン扱いになってきましたが、こういうオチでしたか…。

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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