怪談実話二人衆 嫐(うわなり) (竹書房文庫)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801903173

作品紹介・あらすじ

AV界のレジェンド、現在は小説家として官能やホラーを世に送り出す川奈まり子と官能小説家であり今回は怪談実話に挑戦した吉澤有貴。その戦慄の怪異とは…あの女が現れてから身体に異変が起きて…「血胎」(川奈まり子)、職場の同僚女性と上司との禁じられた関係、それが終わる時「無言の男」(吉澤有貴)など、冷たくなった身体に恐怖が絡みつき離れない、二人の「女」の怪談実話集。

感想・レビュー・書評

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  • 川奈まり子はネットで読んだ怪談がなかなかに面白く、ちょっと気になっていた。しかしいざ文庫という形になると粗が目立つというか、冗長な文体にイライラし、物語が頭に入ってこない。中途半端に難しい言葉を使わずに、もっと素直に書けばいいのに。肝心の怪談は1本目がゾクッとしたが、2本目以降は小難しい表現が引っ掛かってとにかく読むのが苦痛。もう一人の著者は知らない人だが、ストレスなく読めた。怪談としてはまあまあ。

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著者プロフィール

東京都八王子市出身。ルポルタージュ的手法で怪異の体験者と場所を取材し、
これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。近年は怪談の語り手としても活動。
怪談の著書多数。小説も少々。日本推理作家協会会員。怪異怪談研究会会員。

主な著作に『八王子怪談 逢魔ヶ刻編』『八王子怪談』「一〇八怪談シリーズ」
「実話奇譚シリーズ」(竹書房)、『迷家奇譚』『少年奇譚』『少女奇譚』
(晶文社)、『東京をんな語り』(KADOKAWA)、『宵坂つくもの怪談帖』
(二見書房)、『実話怪談 でる場所』『出没地帯』(河出書房新社)他多数。

「2023年 『家怪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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